3話 ページ3
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それからは私も進路に向けて画策する日々が始まった。
正直大学なんて行きたくもなかったし、勉強にも全く身が入らなかった。
輪をかけて学校も休みがちになり、もう私の人生終わったと思っていた。
そんな時、助けてくれたのはショッピ君だった。
抜け殻の様な私に毎日家凸してくれ、一緒の大学へ行こうと言ってくれた。それも、勉強が全く出来なかった私の為に、自分のレベルより2つも3つもランクが下の大学へ。
そう言えば、進級が危うかった時に助けてくれたのもショッピ君だったな、とあの時の彼の優しさが身に染みる。
それからなんとなく一緒の大学へ進学し、なんとなく一緒の学部で授業を受け、自然な流れで付き合うことになった。
でも、心のどこかで彼の面影を探している私には、彼以外と付き合うことは不可能で、1ヶ月も持たずに友達に戻った。それでも何も変わらず隣にいてくれるショッピ君は、相当私のことが好きだと思う。言わないけど。
そして現在、気付けば同じ会社に就職している。
中学高校大学就職と人生のほとんどをショッピ君と過ごしているので、もうそろそろ運命共同体だと言ってもいいのでは？と感じる今日この頃。
そして私はと言えば、新社会人として働きだした今も、隣に付き合いが長すぎる運命共同体がいるのにも関わらず、やっぱり高校時代の恋愛が忘れられずにいる。
ポンコツだと言っていい。誰でもいいから思いっきり笑って欲しい。
そして願わくば、彼の事を忘れさせて欲しい。
けれど、何度合コンに参加しても、何度知らない男の人とご飯に行っても、どうしても彼の片鱗を探してしまう。どこか彼の姿を重ねてしまう。
植え付けられた『最愛の彼』の存在は、未だ私を前へ進めなくさせていた。
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夢月(プロフ) - 心臓がギュンってなりました対ありでした、、、 (2022年9月10日 6時) (
レス) @page17 id: 93204524cb (このIDを非表示/違反報告)
ニコチンキッド - とても好きすぎてスマホ叩きわりました (2022年6月28日 23時) (レス) @page17 id: 5ea514a864 (このIDを非表示/違反報告)
))k(( - めちゃくちゃに好きな神作品…っ (2022年3月12日 22時) (レス) @page17 id: 871e1d6cc0 (このIDを非表示/違反報告)
ラビット_(プロフ) - かなり前に完結済みの作品様ですが、コメント失礼致します。わー！めっちゃ好きです！リクエストで申し訳ないんですけど、夢主ちゃんと付き合ってた時の紫の後輩くんのこととか知りたいです…！この作品一気にお気に入りになりました…もう好きです… (2021年7月10日 20時) (レス) id: bc77977d93 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 以前の作品にコメント失礼します。前作から一気に拝見させて頂きました。切ないストーリーだけど、それだけじゃなくクスッと笑える部分も多く、高校卒業後のすれ違いが最高に好きでした…。本当にこれ以上の作品に出会える気がしません；； (2021年5月23日 8時) (レス) id: 6c6ea452a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆらら
| 作成日時：2020年2月4日 23時
