ドラミちゃんぽいね〜ニノside〜 ページ12
とりあえず、俺は後藤さんとの約束を果たしてから帰るにしても、ドラミちゃんは先に帰っててもらった方が良いかな。
一応、週刊誌対策にもなるし。
なにより、沢田結衣とイチャついてる所なんて、ドラミちゃんに見せたくないし。
「ドラミさん。あなたは、先に家に返ってなさいよ？」
そう言って、俺の家の鍵を差し出す。
「え？！い、家って、二宮さんち？？」
「自分の家に帰りますから！！」そう言って受け取ろうとしないドラミちゃん。
あ、そこは拒否なのね(笑)
こんなに雰囲気盛上がってるのに？
なんか、すごい、ドラミちゃんぽいわ。
思わずぷっと吹き出してしまう。
「いや、俺、ちょっとドラミちゃんと話したい事あるし。それにさ・・・」
またグッと腰を抱いて、引き寄せる。
「俺、もう結構想像しちゃってるんだよね。」
「何をですか？」
また目をクリクリさせて俺を見てるドラミちゃん。
本当、可愛いわ。
「ドラミちゃんのその、お色気たっぷりのワンピースをどう脱がすかとか？」
大きい目がさらに見開いて、顔が赤くなった。
「どうやって、ワンピースの空いてる所から手を入れてやろうかとか？」
口が開いちゃってますよ、ドラミさん。
「俺んち来てくれないなら、ここでしちゃうけどいい？」
そう言って、スカート部分の裾を少しまくって太腿を触った。
柔らかくて、すべすべしてる触り心地の良いドラミちゃんの太腿
「ちょっ・・・///やだっ！！わ、わかりました、行きますから！！」
慌てて俺の手を抑えるドラミちゃん。
・・・ごめん、ドラミちゃん
俺的にも脅しのつもりだったんだけど
これ、触るなって方が無理だわ。
「やめてください！」ってまた言いそうなドラミちゃんの唇を唇で塞ぐ。
「ん…っ！」
容赦なく太腿を撫でる俺の手を必死で払いのけようとしてるドラミちゃん。
それがまた、たまらない。
唇を離しておでこをくっつけると、瞳を潤ませて口を少し尖らせてる。
「ドラミちゃんの太もも、柔らかくて気持ちいいね。」
そう囁きながら、また撫でた。
「だ…め…。」
顔を真っ赤にして、弱々しい声で呟くドラミちゃん。
どうしよ。
もう、あれやこれやしたくなっちゃったよ。
〜♪〜♪〜♪
気分がすっかり盛上がってしまった俺に、携帯の着信音が割って入る。
仕方ない。
続きはまた後で。
「あ〜ハイ、今行きます。」
携帯から聞こえる、後藤さんの泣きそうな声に、そう答えて携帯を切った。
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作者名：むぅぽん
作成日時：2012年11月30日 15時
