俺の可愛いADちゃんpart５ (ページ11)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:747,146 hit

恋しい～ニノside～ページ11

昼間に少し気まずい事があったせいもあるんだけど、なんだか、凄くドラミちゃんが恋しい。

混乱して目をクリクリさせてるドラミちゃんが凄い可愛くて、どうしても抱きしめたくなった。

ガラにもなく、

「お迎えにあがりましたよ、姫？」

とか、メンバーに聞かれたら、絶対突っ込まれる様なセリフまで言っちゃってさ。

本当にこのまま連れて返りたいわ。

っつか、ここが家じゃないのがもどかしいくらい。

ドラミちゃんの柔らかい唇に、しばらく夢中になる。

ドラミちゃんもそれに答えてくれて、

何度も、何度も唇を重ねてはおでこをくっつけて笑い合った。

ああ、俺、本当に好きだわ。

ドラミちゃんの事、どうしようもないくらい好き。

隣から聞こえてくる騒がしい声。

そんなものよりも、ずっとずっと、ドラミちゃんの息の音の方が大きく聞こえた。

～♪～♪～♪

不意に俺の携帯が鳴った。

・・・たく、誰だよ。

こんなときに・・・

見ると、後藤さんからメール。

『姫がご立腹。早く来てくれ～』

ああ・・・忘れてた。

相手してあげなきゃいけないんだった。

ドラミちゃんが心配そうに俺を覗き込む。

俺にとっての『姫』は、あなたなんですけどね、ドラミちゃん。

でも、今日ここに来れたのは、後藤さんのおかげもあるし、ちゃんと約束は守らなきゃね。

ふうっと少し深いため息をついた。