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星『千寿郎さん…そういえばこちらを…』
千『これは…兄の手ぬぐい…?』
星『えぇ…先日杏寿郎さんにお借りしたものでして…』
千『そうでしたか…兄に贈ったものなんです(^-^)…まだ使っていてくれたんですね…ありがとうございます…』
千寿郎は手ぬぐいを握りしめるとうっすら涙をうかべた
星『千寿郎さんあの…』
槇『千寿郎!!!酒はどこだ!!』
星城が何かを言いかけた時だった
千寿郎の父の煉獄槇寿郎が大声を上げてこちらにやってきた
槇『!!!!』
槇寿郎は星城を見ると目を見開きうごかなくなった
千『父上…?』
槇『…瑠火…?』
星『…?…突然お邪魔してしまい申し訳ございません…星柱の星城と申します…』
槇『…っ!』
槇寿郎はハッとするとどこかに行ってしまった
千『父が申し訳ございません…』
星『いえとんでもないです…急にきてご挨拶もしておりませんでしたので…申し訳ございません』
千『いえ!星柱様は悪くありません…………きっと母上に似ていたからなのかな…』
星『え…?』
千『あっすみません…先程父上が言っていた瑠火というのは私のなくなった母なのです…星柱様とどことなく雰囲気が似ています…』
千寿郎はなくなった母の写真を見せた
星『そうだったんですね…とてもお綺麗なお母様ですね(^-^)』
千『私がまだ小さい頃に病でなくなりまして、あまり記憶がないのですがとても優しかったのを覚えています…』
そこから千寿郎は今までの事をぽつりぽつりと話した
家族の事や鍛錬しても日輪刀の色が変わらなかった事、色々話してくれた
星(この子は小さいながら、色々沢山背負ってきたのかもしれませんね…)
千『ほっ星柱様!?』
星城は千寿郎の側まで来ると優しく抱きしめた
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作者名:ぽん | 作成日時:2020年3月27日 20時