見習い生活169 ページ36
鈴姫さんの言葉に、私は驚いてしまった。
……その時点でもう既に死んでたんだ……。
驚き……というよりは、結構自分の腕に自信があったから、なんというか悲しい。
確かに鍛錬とかしてなかったから、弱くなってるかもしれないけど……。
まぁ、四日間も寝ているうえにこの体だから相当強い亡者だったんだろう。
一人でいる私が本気を出さない筈もないし。
「あれ……」
「？ どうしたの」
ふと思って声を出した私に、鈴姫さんがこちらを見つめる。
いや、鈴姫さんと田噛さんが来た時……既に私は死んでいた。
つまり……。
「もしかして、何で私が死んだのか誰も知らない……？」
「……そうね。確かに詳しいことは貴方以外分からないわ」
「…………」
そこ一番知りたかったとこ……。
思い出せ私……。
どうやって自分が死んだのかくらい知りたかったが、一人で勝手に死んでしまった以上自分以外分からない……。
「まぁ、詳しくは分からないけど……」
肩を落とす私を見て、鈴姫さんが何かを話そうとする。
「あの後田噛さんが一人で亡者に突っ込んで行ってね、姫は一旦Aを攻撃が当たらない所まで背負っていったの。その時に軽く傷を見たら、何かに貫かれてた」
「……つまり、突き刺されていた……ということですか？」
私の問いに、鈴姫さんが頷く。
「えぇ……肩と腹部に。それも、中々の大きさだった。先生が治療してくれたから大丈夫だと思うけど……もう痛くない？」
ふいに、鈴姫さんが心配そうにこちらを向いた。
……あぁ、女の人に心配されるのっていつぶりだっけ。
何と無く嬉しいな……なんて思いながら、大丈夫ですと軽く微笑む。
此処で盛大に微笑んだら、絶対折角出来た友達が逃げちゃうからね……。
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神無月(プロフ) - 田噛ー！かっこよすぎです！ (10月10日 18時) (
レス) @page45 id: cbb245cf81 (このIDを非表示/違反報告)
文章 野良(プロフ) - かふぇいんさん» キュンキュンして下さったのですか！？あ、ありがとうございます！更新頑張りますので、お暇があればまた見ていって下さい！コメントありがとうございました！！ (2017年11月8日 19時) (レス) id: 8bbe2f647f (このIDを非表示/違反報告)
かふぇいん(プロフ) - 一気読みしました！キュンキュンしすぎて心臓いくつあっても足りないですよ!!どうしてくれるんですか!?（精一杯の誉め言葉）更新待ってます(^_^) (2017年11月8日 17時) (レス) id: 85405eb198 (このIDを非表示/違反報告)
文章 野良(プロフ) - ねむねむさん» 面白いと言って頂けて光栄です！更新ペースを出来るだけ早く出来るよう努力しますので、どうぞこれからもよろしくお願い致します！ (2017年10月26日 1時) (レス) id: 8bbe2f647f (このIDを非表示/違反報告)
文章 野良(プロフ) - 恵方巻きさん» お返事が遅れてしまいすみません……！楽しみにして頂いて、本当に感謝しております……！これからも、どうぞよろしくお願い致します！ (2017年10月26日 1時) (レス) id: 8bbe2f647f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：文章野良 x他1人 | 作成日時：2017年2月24日 22時
