時雨蒼燕流〜Splende〜【REBORN！】

２０、成功か？ ページ21

「もうすぐツナが来る」

　獄寺くんの身体は、既にボロボロに近かった。
　山本さんは驚きながらも、「そうか」とだけ言って視線を戻した。その瞬間。

獄「果てろ！」

　ボカン！！

武「よっしゃ、獄寺の勝ちだな！ A？」

「まだ…まだ待って。もうすぐで出番だから構えてて」

武「え？ わ、わかった」

ツ「獄寺くんっ！！」

獄「１０代目！？」

　獄寺くんとツナが会話を始める。焦るツナと、余裕そうな獄寺くん。

　
　そこへ２人の死角から、ゆらりと動く人影を見つけた。

「山本くん、急いで！！ ……ありゃ？」

　それが千種だと認識できたとたんに後ろを振り向くと、山本さんの姿は無く…


獄「危ない、１０代目！！！」

ツ「え？」

　
　千種の毒針の向かう先へ、突っ込む獄寺くん。

　―――ダメ…もう間に合わない…！！

　私は怖くなって目をつむった。でも……


　キンキンッキンッ！

ツ・獄寺「「山本/野球バカ！！」」

　ああ、よかったぁぁ……。

武「ふぅっ……、すまねー、ギリギリアウトってとこだな」

　山本さんの持つ剣、通称山本のバットでは、さっきの攻撃を半分ほどしか防げていなかった……ようだ。

　結果、獄寺くんは気絶。←


　けれど原作の半分以上毒が刺さらなかったということは、私がしたことは無駄じゃなかった。と思う。あんなじゃない、とマンガの紙面を思い出しながら１人でひそかに私は頷いた。


　次は、失敗のないようにしたいな。


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　４１１２hitありがとうございます！！本当に嬉しいです(´▽｀*)

　これからも更新がんばっていきたいと思いｍ……あ、

　と言いたいところですが、ちょっとこれから受験勉強始めます…前より亀になってしまいますこと、ご了承ください(;^ω^)


　実結の作品NG集!!
　作ってみたので、良かったら来てください！！

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