Diamond Girl 【2】

女の子の日 ページ35

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今日は雑誌の撮影の日

だけど………絶賛女の子の日で体が凄くだるい

おまけに腹痛と腰痛のダブルパンチ



控え室に一番乗りだった私は痛み止めを飲み
みんなが来るまで…とソファで横になった。









規則正しく腰を撫でてくれる感覚で目が覚める。


｢きょも…？｣

京本 ｢あ、起きた。体調大丈夫？｣

｢…なんで分かったの？？｣

京本 ｢Aのカバンの横に薬置いてあったから、あの日なのかなーと思って｣



一人っ子の坊ちゃんがそんな些細な事を気付いてくれて心臓がきゅうっと縮こまる感覚が分かる。


おまけに着てきたジャケットをブランケット代わりに私にかけてくれてて…




嬉しさと小っ恥ずかしさでソファに腰掛けてるきょもにぎゅうっと抱きつく









京本 ｢わ、どうしたのA…笑｣

｢ありがとね｣



優しい顔で ｢こんなのいくらでもしてあげる｣ と呟き、私の背中に手をまわしてくれるきょも。









樹 ｢あ！ちょっと目離したらこれだろ！お前ら！｣


ドアの方を向くと 樹の姿が。



樹 ｢はい、温かいココア買ってきたからこれ飲みな？｣

｢いいの？｣

樹 ｢男ばっかの家で育ったからよく分からないけど体冷やしたらダメな事だけは分かるよ｣

｢樹 ありがと｣






きょもと同じように、｢ありがとう｣ の気持ちを込めて樹にも抱きつく








樹 ｢うぇっ！？｣

京本 ｢変な声出すなよ笑｣

樹 ｢いや！だって！Aいつもこんなの絶対してくれないのにっ！！｣

｢今日だけ特別。ありがとね｣

樹 ｢まじで可愛いな……｣






樹 ｢何が怖いかってきょもがこの状況を見て何も言わない事なんだよね｣

京本 ｢今日だけだからね｣

樹 ｢その笑顔が恐ろしいです…｣









その後ぞろぞろと残りのメンバーもやって来た




ジェシー ｢あー！なんか仲良しじゃん2人！｣

高地 ｢ほんとだ珍し〜笑｣

慎太郎 ｢きょも大丈夫なの？あれ笑｣

京本 ｢うん、今日だけだから！｣

北斗 ｢その笑顔が怖いのよ｣









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