Diamond Girl 【2】

いつもの恵比寿 ページ3

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オフの日の午後20時 突然携帯が震え

画面を見ると "ジェシー" の文字が。





｢もしもしジェス？どうしたの？｣

ジェシー ｢あー、A、飯食った？｣

｢まだだよ｣

ジェシー ｢きたこれ！ 今タクシーでAの家向かってるから焼肉食べに行こうよ！｣

｢…まさかいつもの？笑｣

ジェシー ｢恵比寿の5000円で食べれるとこ笑｣

｢やった！今日お肉食べたいなと思ってたの！｣

ジェシー ｢AHAHA！最高！着いたらまた連絡するね！｣



電話が切れた瞬間 外出顔を完成させる為に家中走り回って用意を始めた。





丁度 化粧が終わり、出かける準備が出来た時
タイミング良くジェシーから ｢着いた！｣ と連絡が来た。


外に出ると、｢こっちこっち！｣とタクシーの後部座席から手招きしてるジェシーの姿が見え


ジェシー ｢恵比寿までお願いします｣


私の家行きから恵比寿行きに変わったタクシー





｢にしてもいつもいきなりなんだよジェスは…笑｣

ジェシー ｢ごめんごめん笑｣

｢舞台お疲れ様｣

ジェシー ｢やっぱりあそこの焼肉はAと行かないとね？ 舞台終わってダッシュで帰ってきた｣

｢ふふ、わざわざありがとう｣



｢俺が行きたかっただけだけどね｣と呟くジェシーはいつもに増して可愛く見える





｢ジェスなんか今日素直だね、可愛い｣

ジェシー ｢なんっだよそれww 俺いつも素直だろ！｣

｢確かにそれはそうかも…笑｣





まだ見に行けてないジェシーの舞台の話を聞いていたらいつの間にか恵比寿に到着していて


ジェシー ｢これでお願いします｣


当たり前のようにタクシー代を払ってくれるジェシー



｢ジェス、私も払うよ｣

ジェシー ｢俺が急に誘ったからいーの｣



そう言って私の頭にぽんっと手を置き

｢行くよ！焼肉！｣ と私の手を握り歩き出すジェシー





｢ふふ、ありがと
ジェシーなんか彼氏みたいだね｣

ジェシー ｢え〜彼氏ぃ？www
じゃあ今日だけAの彼氏って事で｣

｢なにそれww｣









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