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■彼のその姿に ページ8

深「あ、俺さ、ご飯作れねえの。A、作れる?」



「作れるよ、簡単なものなら...」


一応、一人暮らしをしてるから
それなりの料理は作れるようになった。






深「まじ?頼むわ。
俺まだやることあるから、出来たら呼んでくれない?」



「うん、わかった」


台所まで案内してもらい、ご飯の準備を始める。







「そっか、ご飯は釜か。
それでかまど(?)で焼いて...」

何作れるかな、というか大正時代の食べ物って...



「え、肉ある...野菜も...、カレーなら作れそう」





.








.






.






少し戸惑いながらもカレーを作った。


「よし。...タツは何処にいるんだろ」


とりあえず、全部の部屋を確認する事にした





廊下に出ると、少し光が漏れている部屋を見つけた
襖が少し開いていたからそこから部屋の中を覗いてみる





部屋の奥の方で、机に向かって何やら作業をしているタツのその姿が
私の目には美しく見えた

って、なに変なこと思ってんの私...


「タツ!ご飯できたよ!!」

平常心、平常心...




深「おお、ありがとな」



「まだ、作業する?」



深「いや、先に食べるわ」



「わかった、持ってくるよ」



深「大丈夫、Aに重いものは持たせたくないから」





結局、居間までお皿を運んでくれた
...本物の紳士じゃん。




深「うまそー、いただきます!」



「お口に合うか分からないけど、どうぞ」



深「はむっ...んま!すげー美味しい!」



「ほんと?それはよかった」



深「まじで美味しいんだけど...」


そんなに美味しそうに食べてくれたら
私も嫌な気持ちはしないよね
むしろ、すごい嬉しい。




深「ご馳走様でした、片付けは俺がする」



「いやいや、やらないといけないことあるんでしょ?片付けくらい私がやるよ」



深「Aは、疲れてるだろうし大丈夫。それに美味しいの作ってもらったし」



「じゃあ...2人で洗おうよ」

何言ってんだ私...
それに、タツもポカーンとした顔をしてるし。


深「...ふは笑 いいよ、洗おう」







.

■意外といいかもしれない→←■私とタツの異なる気持ち?



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こようぃん(プロフ) - 絺紘さん» 初めまして!コメントありがとうございます(*^^*)それは良かったです…!!今後もお楽しみ下さいませ! (2020年5月29日 7時) (レス) id: a12b9a4002 (このIDを非表示/違反報告)
絺紘(プロフ) - こようぃんさんはじめまして、こういう作品は中々無かったので読めて嬉しいです!更新楽しみに待ってます!全員の落ちが読みたくなってしまいました(笑) (2020年5月28日 13時) (レス) id: 5c8c598c22 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - 全員分の落ちが見てみたいです! (2020年5月24日 7時) (レス) id: a0b82fa00b (このIDを非表示/違反報告)
こようぃん(プロフ) - momoさん» ありがとうございます!お楽しみ下さい〜!! (2020年5月23日 21時) (レス) id: a12b9a4002 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - 題名が気になって読んだら恋愛もので、はまりました!これからも頑張ってください!楽しみにしてます! (2020年5月23日 9時) (レス) id: a0b82fa00b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こようぃん | 作成日時:2020年5月9日 17時

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