□今度こそ一緒に幸せになろう《最終話》 ページ40
あの後、会社を辞めた。
事情を話したら案外簡単に辞めることが出来た
辞めた今でも、佐久間くんとはよくご飯に行っている
今日も佐久間くんとご飯に行く約束をしている
「お母さんごめん!!用事あるから先帰る!」
母「分かった、いってらっしゃい〜」
会社を辞めた事を両親に話すと
すぐ働かせてくれたし、何より給料も良い。
「何でここで働かなかったんだろ...」
今でも、それだけは謎のままだ
集合場所の居酒屋についたら
佐久間くんは既に来ていた
「ごめん!遅れた」
佐「大丈夫〜、俺も来たばっかりだし」
そう言う割に、机にはおつまみが置いてある
待たせたという責任感を負わせない、彼の優しさだろう
佐「何飲む?」
「んー...ビールにしようかな」
佐「おっけ、ビール1本下さい!」
「ありがとう」
佐「いえいえ」
.
気づいたら机の上には4本のビール
さすがにやりすぎたと思ったけど、手は止まらない
「気持ち悪い...」
佐「家まで送るから!明日はゆっくり休んで」
幸いなことに明日は休日だ。ゆっくり休もう...
次の日は、昼頃まで寝てしまってて
お腹は空いているけど、頭が痛い
冷蔵庫の食材を確認するものの、何も無い。
「カフェ行こう...」
仕方なく、近所のカフェに行くことにした
.
カフェに着くとお客さんはあんまりいなくて
1人、快適に過ごすことが出来た
ぼーっと外を眺めていると
ふと、何処からか視線を感じた
店内を見てみると、少し離れたところに
私と同じ歳くらいの男性がこちらを見ていた
「なんか、誰かに似てるような...」
誰だろう...
「亮平...?」
まさか、まさかね。そんな事あるわけないし。
そそくさと昼ご飯を食べて、お会計をする
お店を出て、信号待ちをしていると
?「あのっ...!!」
誰かから、声をかけられた
「はい...って、さっきの方...」
?「俺、阿部亮平って言います。...貴方は?」
「私は○○Aと言います...」
阿「やっと、会えた...」
「...え?」
阿「俺、前世の記憶あるんですけど...
巡り会えたら一緒に幸せになろうって約束...覚えてますか?」
「っはい...」
阿「...俺と、一緒に幸せになって下さい」
「はいっ...」
やっと会えた...
今度こそ...繋いだこの手は離さないで。
end.
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こようぃん(プロフ) - 絺紘さん» 初めまして!コメントありがとうございます(*^^*)それは良かったです…!!今後もお楽しみ下さいませ! (2020年5月29日 7時) (レス) id: a12b9a4002 (このIDを非表示/違反報告)
絺紘(プロフ) - こようぃんさんはじめまして、こういう作品は中々無かったので読めて嬉しいです!更新楽しみに待ってます!全員の落ちが読みたくなってしまいました(笑) (2020年5月28日 13時) (レス) id: 5c8c598c22 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - 全員分の落ちが見てみたいです! (2020年5月24日 7時) (レス) id: a0b82fa00b (このIDを非表示/違反報告)
こようぃん(プロフ) - momoさん» ありがとうございます!お楽しみ下さい〜!! (2020年5月23日 21時) (レス) id: a12b9a4002 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - 題名が気になって読んだら恋愛もので、はまりました!これからも頑張ってください!楽しみにしてます! (2020年5月23日 9時) (レス) id: a0b82fa00b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こようぃん | 作成日時:2020年5月9日 17時