検索窓
今日:29 hit、昨日:19 hit、合計:31,446 hit

■嫉妬したから ページ18

「私は、会計をしようかな...って。
大変そうだったら、注文取る事にする」



阿「...お腹空いてない?」



「んー、空いてないって言ったら嘘になるけど
今は手伝うことを優先しないとしないとダメじゃない?」



阿「...ショウとタツがAに惚れたの、分かる気がする」



「え?」



阿「なんでもない」




ショウとタツが...まで聞こえたけど
なんて言ったんだろう?
...まあ、いっか。


亮平は、厨房の方へ去っていった。









.









客1「なあ、あの子可愛くね?」



客2「それ思った笑」





会計をしていると、
お客さんから聞こえてくるその声

何人か女性のお客さんいるから
その方達の事を言ってるんだよね。うん。






お客3「誰々?」



お客1「あの、会計してる子だよ」


...ん?私?




客3「確かに可愛いなあ」



客2「お持ち帰り出来ねえのかな笑笑」



客1「ガハハ笑 そんなの出来たら苦労しねえよ笑」



阿「...」



レジの前に立っている私の元に亮平がやってきた


「どうしたの?手伝いは?」



阿「...」



「ねえ、本当にどうしたの?」



阿「...」




何も言わず、亮平は私の腕を引っ張った




「わあっ...」


勢い余って、亮平の腕の中に収まった



阿「...た」



「え?」



阿「嫉妬、した」



「えーっと、誰に?」



阿「はあ...Aって凄い鈍感だな。普通分かるだろ、あいつらにだよ」



「あいつら...ああ。...え?なんで?」



あいつら、と言って指したのはさっきのお客さんたち。
でも、なんで?亮平が嫉妬する要素...ある?


阿「Aが可愛いことなんか、前から知ってんのに」



「...へ?」



阿「それに...」



「それに?」



阿「...なんでもない」





客2「ちぇ、あの子相手いるじゃねえかよ」



客3「うわっ、本当だ。くそっ...」



客1「まあ、あんなに可愛いから仕方ねえよな」



客2「帰ろーぜ」



そのお客さんたちの会計をしようとしたら
亮平がやらせてくれなかった。



なんで?
そう、問いかけても答えが返ってくることはなかった...

■優しい人→←■手伝いたいから



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (68 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
99人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , 大正ロマン
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

こようぃん(プロフ) - 絺紘さん» 初めまして!コメントありがとうございます(*^^*)それは良かったです…!!今後もお楽しみ下さいませ! (2020年5月29日 7時) (レス) id: a12b9a4002 (このIDを非表示/違反報告)
絺紘(プロフ) - こようぃんさんはじめまして、こういう作品は中々無かったので読めて嬉しいです!更新楽しみに待ってます!全員の落ちが読みたくなってしまいました(笑) (2020年5月28日 13時) (レス) id: 5c8c598c22 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - 全員分の落ちが見てみたいです! (2020年5月24日 7時) (レス) id: a0b82fa00b (このIDを非表示/違反報告)
こようぃん(プロフ) - momoさん» ありがとうございます!お楽しみ下さい〜!! (2020年5月23日 21時) (レス) id: a12b9a4002 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - 題名が気になって読んだら恋愛もので、はまりました!これからも頑張ってください!楽しみにしてます! (2020年5月23日 9時) (レス) id: a0b82fa00b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:こようぃん | 作成日時:2020年5月9日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。