■いつか来るその時まで ページ14
?「おいっ、A、A...!!」
誰かが、私の名前を呼んでいる
誰だろう...
?「起きろ...!!」
起きろ...?
私、寝てるの...?
わかった、今起きるから...
.
?「A!!」
耳元で叫ぶように名前を呼ばれ少し頭がキーンとした
ここは...タツの家...?
なんでタツの家にいるんだろう
私はお風呂掃除を手伝って...頭をぶつけたはず...
深「A!!大丈夫か!?」
「うん...」
よかった、戻ってこれたんだ
でも1番心配なあの人がいない
「ねえ、ショウは、ショウはどこ...?」
深「ショウはAの隣にいるよ」
右を向くと、ショウも同じく布団で寝ていた
そしてゆっくりとこちらを見た
「ショウっ、大丈夫なの?いだっ...」
深「Aは寝てろ!頭ぶつけたんだから、安静にしていないと駄目だ」
渡「...俺は大丈夫だから」
確かに、最後に見たショウの顔色より
今の顔色の方がよく見える
「っあ、お店はどうしたの...?」
渡「ラウールと亮平が店番してくれてる」
「ごめん、ごめんね...」
渡「なんでAが謝るんだよ」
「何にも、役に立てなくて...」
渡「...」
「なんとか掃除は終わったけど
滑って頭ぶつけちゃったし
結局は、足手まとい...」
渡「そんなことない」
「そんな事あるよ...」
渡「少なくとも、俺は助かった。
いつも一人で大変だったからAがいてくれて有難かったし、その...Aが俺の体調不良に気づいてくれて、嬉しかった」
「...え?」
深「...本当は、朝から体調悪かったんだろ?
だから余計なこと言って...」
渡「それは悪かったと思ってるよ
A、ごめんな。強く当たって...」
「ううん、大丈夫だけど。その...」
渡「ああ、どうして一人でやってるのかって話?
...知りたい?」
「...うん」
渡「それはね...言う時が来たら教える」
「え」
渡「だから、それまで待ってて」
「うん...?」
深「いやらしい奴だな」
渡「俺はこういう人間だから」
タツに1日くらい安静にしてろと言われたから
再びタツの家に泊まることになった。
ショウとはその後、たわいも無い話もした
渡「おやすみA」
「おやすみ...」
気づけば夜になっていて、電気を消した
ショウと少し、距離が縮まった気がするのは気の所為だろう。
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こようぃん(プロフ) - 絺紘さん» 初めまして!コメントありがとうございます(*^^*)それは良かったです…!!今後もお楽しみ下さいませ! (2020年5月29日 7時) (レス) id: a12b9a4002 (このIDを非表示/違反報告)
絺紘(プロフ) - こようぃんさんはじめまして、こういう作品は中々無かったので読めて嬉しいです!更新楽しみに待ってます!全員の落ちが読みたくなってしまいました(笑) (2020年5月28日 13時) (レス) id: 5c8c598c22 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - 全員分の落ちが見てみたいです! (2020年5月24日 7時) (レス) id: a0b82fa00b (このIDを非表示/違反報告)
こようぃん(プロフ) - momoさん» ありがとうございます!お楽しみ下さい〜!! (2020年5月23日 21時) (レス) id: a12b9a4002 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - 題名が気になって読んだら恋愛もので、はまりました!これからも頑張ってください!楽しみにしてます! (2020年5月23日 9時) (レス) id: a0b82fa00b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こようぃん | 作成日時:2020年5月9日 17時