■無我夢中で ページ12
渡「俺のことはどうでもいい
とにかく掃除するぞ」
「あ、うん」
今で言う、大浴場だろうか。
建物は少し小さかったけどお風呂はとても広々としている
「広っ...」
渡「俺はここから半分をするから
Aはそっち半分やって」
「わかった」
お風呂掃除も毎日してるし
綺麗...とまではいかないと思うけど、
綺麗好きな方だからそれなりに綺麗にする自信はある
「...よし、頑張ろ」
.
.
.
...終わらない。
何よりお風呂の規模が大きすぎる...!!
「終わるのかな、これ...」
まだ女風呂もやってないのに...
夕方からの店を開ける時間に間に合うのか。
正直、間に合わない気しかしない。
「ショウ...って、あれ?」
何かあったのか隅の方でショウがしゃがんでいた
滑らないように、ゆっくりそっちの方に行ってみる
「ショウ、どうした...の」
渡「はあっ...何にもねえ、よ...」
「え、ちょっと...熱あるんじゃない?」
渡「大丈夫、だから...」
「絶対大丈夫じゃないよ!
掃除は私がするし、戻りなよ」
渡「お前に、任せられねえ...」
「そんなに、私って頼りない...?」
渡「A...?」
私、やっぱり信用されてないんだな。
かと言ってここで逃げ出すのも違うし...
「ここって、次何時に開く...?」
渡「16時...」
大浴場にあった、時計を見ると今の時刻は15時だった
やばい、あと1時間しかない。
「どうしても、寝ない?」
渡「せめて、掃除が終わるまでは...」
「...わかった、なら私が今から女風呂掃除してくるからショウは私のところやって?
それに、あと1時間しかない」
渡「ごめん」
.
私は女風呂へと移動した
「こっちも広いな...」
心做しか、男風呂より広い気もする。
「やらないと」
1時間で終わらない気がするけど
せめて、できる所までやらなくちゃ...
本当に、無我夢中で掃除をした。
なんとか16時には間に合って、ほっとしたのか
私は濡れた床で、足を滑らしてしまった
「うわっ...」
私は頭を強くぶつけた衝撃で意識を失った...
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こようぃん(プロフ) - 絺紘さん» 初めまして!コメントありがとうございます(*^^*)それは良かったです…!!今後もお楽しみ下さいませ! (2020年5月29日 7時) (レス) id: a12b9a4002 (このIDを非表示/違反報告)
絺紘(プロフ) - こようぃんさんはじめまして、こういう作品は中々無かったので読めて嬉しいです!更新楽しみに待ってます!全員の落ちが読みたくなってしまいました(笑) (2020年5月28日 13時) (レス) id: 5c8c598c22 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - 全員分の落ちが見てみたいです! (2020年5月24日 7時) (レス) id: a0b82fa00b (このIDを非表示/違反報告)
こようぃん(プロフ) - momoさん» ありがとうございます!お楽しみ下さい〜!! (2020年5月23日 21時) (レス) id: a12b9a4002 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - 題名が気になって読んだら恋愛もので、はまりました!これからも頑張ってください!楽しみにしてます! (2020年5月23日 9時) (レス) id: a0b82fa00b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こようぃん | 作成日時:2020年5月9日 17時