□何気ない日常が ページ1
「私、今日も残業お疲れ...」
今日も安定の残業。
上司はとっくの前に帰ったから1人で残りの仕事をこなしていく
「終わんない...」
今日も家に帰れるのは21時過ぎるなあ
なんて、呑気に思う。
?「また残業?」
「ああ、うん...」
?「仕事は程々にしてちゃんと休めよ」
「わかってるよ、蓮」
かれこれ、蓮とは20年くらい一緒にいる。
私たちが、5歳の時に出会ってそこからずっと一緒。
実家が近いから必然的に(受験しない限り)小中は同じになったし
何故か高校、大学、まさかの勤務先まで一緒になった。
これが、切っても切っても切れない縁と言うのだろう。
目「早く終わらせて帰ろーぜ」
「わかってるよ...」
終わらないから、苦労してるんだって。
蓮はいいなあ。仕事もできて、顔も良くてその上運動神経もいい。
モテないわけが無い。そんなやつが私なんかと...
...だめだ、考えるだけ無駄だ。
とにかく今は目の前の仕事を片付けることに集中しないと。
.
?「まだ残ってたの」
「あ、佐久間くん。うん、仕事終わんなくてさ」
佐「蓮は?」
「早く帰ろーって言ってどっか行った」
佐「はあ?笑 手伝うでしょ普通」
「まあ、蓮はそういう人だから。笑
私も早く仕事終わらせて帰りたいし」
佐「手伝う」
「え?大丈夫だよ。もうすぐ終わるし」
佐「もうすぐ終わるっていつも言ってるけど中々終わってないよね。半分やるから貸して」
少々強引に書類を奪われた。
「大丈夫だって、言ったのに」
佐「はい、喋る前に仕事終わらせよう」
「...だね」
.
佐久間くんのお陰であんなに多かった仕事もすぐ終わった。
佐「本当にありがとう!」
佐「いえいえどういたしまして!
んじゃ、また明日な!」
「またね〜
よし、蓮!帰ろう!」
目「眠い早く帰ろ」
.
家に帰ってきて、一目散にベッドへダイブ。
「づかれだぁぁぁぁぁぁぁ...」
もう、正直限界だ。
疲れた。会社に行きたくない...とまで思い始めている。
「高校生とか、楽だったなあ...」
テスト期間とか面倒だったけど
残業するより何倍もマシだ。
「昔に、戻れたらいいのに...」
何故か、私の意識はそこでプツンと途切れた。
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こようぃん(プロフ) - 絺紘さん» 初めまして!コメントありがとうございます(*^^*)それは良かったです…!!今後もお楽しみ下さいませ! (2020年5月29日 7時) (レス) id: a12b9a4002 (このIDを非表示/違反報告)
絺紘(プロフ) - こようぃんさんはじめまして、こういう作品は中々無かったので読めて嬉しいです!更新楽しみに待ってます!全員の落ちが読みたくなってしまいました(笑) (2020年5月28日 13時) (レス) id: 5c8c598c22 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - 全員分の落ちが見てみたいです! (2020年5月24日 7時) (レス) id: a0b82fa00b (このIDを非表示/違反報告)
こようぃん(プロフ) - momoさん» ありがとうございます!お楽しみ下さい〜!! (2020年5月23日 21時) (レス) id: a12b9a4002 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - 題名が気になって読んだら恋愛もので、はまりました!これからも頑張ってください!楽しみにしてます! (2020年5月23日 9時) (レス) id: a0b82fa00b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こようぃん | 作成日時:2020年5月9日 17時