【歌い手】寝ぼけてまふくんを殴ったら追いかけられた。(まふまふ)

逃走〃3 ページ4

ｷｰﾝｰｺｰﾝｰｶｰﾝｰｺｰﾝ

朝。
授業の始まりを知らせるチャイムが鳴る。
また追いかけられていた私と相川くんは顔を見合わせる。



相川「授業中は無しですね」



『そうだね。


じゃっ！！』



相川くんから逃げるようにして教室に入る。
私の席は相川くんとすごく遠いので安心だ。



＿＿＿＿＿＿なんて、思っていた時期が私にもありました。



「榊、相川。遅刻すんなよー
まあ、全員揃ったから席替えするか！！


ほら、くじ引けー」



『はぁ……？』



先生の言葉に10秒くらい固まっていたと思う。


＿＿＿＿＿＿＿＿＿席替えをしたら隣になる確率が高くなるんですけど…！？



『あ、隣よろしくね。

浦田くん』



浦田「お、隣、榊なんだ。

よろしくな」



私の隣は浦田くんだった。
一応安心できる。



相川「あ、僕の斜め後ろ榊さんなんですね。


よろしくお願いしますね」



悪魔の笑みを浮かべた相川くんが斜め前にいた。



＿＿＿＿＿＿＿＿＿死にたい

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