６：３２の君。【花巻貴大】

１３+感謝！！ ページ24

「おい、ジジィ何してやがった。」




それなりに混む車内にもう一度岩ちゃんの声が静かに響く。

ここは岩ちゃんに任せておいた方が良いだろう。

だから俺は被害に遭ったその娘を落ち着かせる為にその小刻みに震える肩を抱き寄せる。

するとその娘は小さく”すみません”とだけ言った。

別に気にする事ないのに。

だって唇を噛み締めて今にも泣き出しそうなカオしてるんだよ？

そんなのほっとけるわけ無いじゃん。








「おい、大丈夫…なわけねぇか。」




話が終わったのか岩ちゃんはその娘に声をかけた。

犯人に逃げられたからか少しイライラしてるみたいだけど。

でも流石と言うべきかそんな素振りをその娘に見せるなんて事はしない。




「取り敢えず一旦落ち着くために次の駅で降りるべ？いいな？」




その娘が頷くのを確認して”うっし”なんて言いながら頭を少し乱暴に撫でる岩ちゃん。

俺にはあたりが厳しいけどなんだかんだで岩ちゃんも女の子に優しいと思う。

流石及川さんには遠く及ばないけどモテるだけある。

そんな事を考えながら岩ちゃんによって乱されたその娘の髪を整えた。





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何か岩ちゃんって及川さんみたいなモテ方じゃないけど影でモテてそうじゃないですか？！

面倒見間違いなく良いだろうし。

てか、青城三年組は皆面倒見良さそう…。

勿論及川さんも！

長女の癖して末っ子気質だと皆に言われる私が言うなら間違いありません！(謎の自信)

しかもままん公認の末っ子気質らしい。

ままん曰く妹の方がしっかりしてるらしいですし。



さて、こんな私の性格なんてどうでも良くて、ようやく本題に入りたいと思います！

皆様この度は「６：３２の君。」略して６３２(ろくさんに)をご愛読頂きありがとうございます！

お陰様で評価数３３、お気に入り登録数３７なんて数字が…！

嬉しさのあまり夜しか眠れません！…授業中のお昼寝が出来ないのはキツイっす。

更新ペースは気まぐれになると思われますが、見捨てないでやって下さい！

『目指せ！少女マンガみたいな何かきゅんきゅんするあれ！』

をモットーに日々精進していきますで…！



本編には恐らく全く出てこないであろう国見英くんからのお願い
↓
「ねぇ、もし良かったら一番右の星押してくれない？俺もAに会いたいし。

　え？ヤダ？…へぇ。Aは金田一には会ったのに俺には会ってくれないんだ。」

もはや国見ちゃんのゆうわｋ…

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