パトロール ページ10
楽しいお泊まり会(収録)があった日から数日今日もルーヴは街を巡回していた。串に刺さった牛タン片手に何でも今宮城フェアとか呼ばれる催しが開催されておりこの通り一帯にらズラリと出店が並んでいるその中の1つの出店の店主に貰ったそう。
「牛タンうまっ」
そんな言葉を漏らしながらもしっかり仕事をこなす。
勿論ファンサービスなるものを忘れずに
「あ、あの！ルーヴちゃんお写真一緒に撮って貰っても言いですか？」
「ルーヴちゃん可愛いから私達凄い好きなんです!!」
そう声をかけてきた女子高生2人組
「ん？いいよー！…って、これすのう？じゃあ耳とかしまった方がいいね！」
「あ、はいっ！お願いします！」
「おけけ〜」
そう言って普段は個性を常時発動し出している耳と尻尾を引っ込めカメラに向かって笑顔を向ける。
そして、撮り終えた写真を見て一言
「ルーヴとお揃いだ！狼のケモ耳〜！
2人ともすっごい似合ってる！可愛い！」
と、笑顔を向ける
「ぁ、ありがとうございます！」
「ぜひ、ダイナマイトと撮ってみて下さい…！」
「撮ってくれるかなぁダイナマイト。絶対"あ"ンで撮ンなきゃなんねぇンだよ!!"って言われそう。片手爆破させてさ。」
「へぇ…誰が何を爆破させるって？」
ヴィラン顔負けのヴィラン顔で、ルーヴの肩を掴むダイナマイト。
因みに今日はオフなのか申し訳程度の変装にしかなっていないメガネにマスクという完璧な私服だ。
「ダイナマイトが…わー......ダイナマイトサン。」
「それで？誰が何を爆破させンだ？」
「…だってどうせ撮ってくん無いじゃん。」
そう不貞腐れたように言えばマスクを下げルーヴ耳元にダイナマイトは顔を寄せると顔を真っ赤にさせ驚き過ぎて先程しまった筈のルーヴの耳と尻尾がぴょこっと顔をだす。
「今日仕事終わったらすぐ帰ってこい。遅かったら殺す。」
言っている事は物騒極まりないがそれを見ていた女子高生はキャーキャー叫ぶ。
そりゃあ顔のいい2人がこんな事をしていたら叫びたくなるのも無理もない。
「分かんないけど分かった。」
ルーヴの返事を聞いて満足気な表情を一瞬見せ、立ち去ったダイナマイト。
そしてダイナマイトは立ち去った後ルーヴがあの女子高生2人組にからかわれていたなんて勿論今は知るはずも無い。
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アキラ(プロフ) - コゴナンデスに吹いた (11月22日 18時) (
レス) @page5 id: b654a27911 (このIDを非表示/違反報告)
しずく - パート2ってどうやったらみれるんですか？ (2019年3月12日 0時) (レス) id: 67f7fd9de0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 続編楽しみです！！ (2019年1月12日 16時) (レス) id: fd4e7a5b17 (このIDを非表示/違反報告)
ＫＯＲＯ - あ、自分のコメントです。決して誤字脱字のことを言ってる訳ではございません (2018年9月11日 23時) (レス) id: 86c45a69c5 (このIDを非表示/違反報告)
ＫＯＲＯ - 【だ】の所になんかわからないけど【！】入ってるｩｩｩｩｩ (2018年9月11日 23時) (レス) id: 86c45a69c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2018年7月16日 12時
