10 T.M side ※ ページ10
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メンバーとの飲みから帰って
まだもう少し飲み足りなかった俺は
部屋の電気を着けるよりも先に戸棚からグラスとウイスキーのボトルを取った
ゆったりしたソファに深く腰掛け間接照明をつけて
サイドテーブルでグラスにウイスキーを注いだ
ほのかに漂う甘い香り
少し口に含んだところで、ようやく心を落ち着かせた
彼女…か
聞かれてすぐAさんを思い浮かべた
シゲの彼女だってわかってるのに
シゲはどこで知り合ったんだろ？
なんだか付き合いも長そうだったし
最初から俺の入る隙なんてどこにもなかったんだな
でもどうしてもあの可愛い顔が目に浮かぶ
細っこい指や手首も
華奢な肩も
ちっせー顔も
クリクリした目も
全てが可愛い
店員である彼女しか知らない俺
Aさんは普段はどんな風に話すんだろう
どんなとこに行くのが好き？
食べ物は何が好きなのかな？
恋人とはどうやって過ごすの？
そこまで考えて、不意に自分の腕の中にいる彼女を思い浮かべ
ドキリとした
俺に組み敷かれ体を揺らし、淫らに可愛く声を上げる
なんて最低な妄想だろう…
しかし密かに熱を持った自身に溜息をついた
ほんと、最低だ
どーしてこうも素直なんでしょうね
俺はその欲に従って右手を自身にあてがった
もーデカくなってやがる
直にソレに触れて
慣れきった仕草でしごいていく
知りもしないAさんの身体を思い浮かべると
脳裏でAさんが俺を呼ぶ
俺を見上げ可愛い声を上擦らせて
Aさんの中に入って、そのまま…
俺は欲の塊を吐き出した
ああ…なんて虚しいんだろ
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めい(プロフ) - カレンさん» 更新遅くてすみません、、応援ありがとうございます(^^) (2018年11月29日 7時) (
レス) id: 0660b4dc66 (このIDを非表示/違反報告)
カレン(プロフ) - 応援してます！ (2018年11月28日 11時) (レス) id: c181c25be4 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - 祐雨貴さん» わーっ！ありがとうございますっ！！頑張りますので、どうぞよろしくお願いします(^^)！！ (2018年11月28日 9時) (レス) id: 0660b4dc66 (このIDを非表示/違反報告)
祐雨貴(プロフ) - めいさんの作品、大好きです！新作が出るとわくわくします(笑)これからも頑張ってください(´` (2018年11月25日 12時) (レス) id: 7b949b540b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めい
| 作成日時：2018年11月25日 10時
