検索窓
今日:23 hit、昨日:6 hit、合計:12,657 hit

40 T.M side ※若干ピンク ページ41



彼女とせっかく付き合えたのに
目まぐるしいほどに忙しくて
プライベートな時間を全然作れず
むしろ寝る時間を確保するのに必死で
少しAちゃんを放ったらかしにしてしまっていた

寂しい想いをさせてる事も
それを言えなくさせてる事も
じゅんぶんにわかってる
でもどうにも出来なくて不甲斐ない

合間に連絡を返したり電話をしたり
少し時間が取れた日には飯食いに行ったり
家で会ったりしてはしてたけど
それも数回の事で
当たり前にそれだけじゃ全然足りない



会いたい…

そう思ってた時に
Aから、だいすきとメールが届いた

あまり言ってこないその言葉に
心臓が軽く跳ね
だいすきの文字が、あいたいって言ってるように感じて
すぐに電話をかけた



久しぶりに会った彼女を見て
思わずそのまま腕に閉じ込めた
会いたかったよ本当に
Aの甘い香りが鼻をくすぐる



Aにする何度目かのキスをして
頭を撫でる
唇を離してそしてもう一度今度は食べるみたいに唇を合わせた

俺はAにまだ片手で数えるくらいしかキスをした事がなくて
深いものは今初めてしたから
彼女はびっくりして軽く俺を押した
初めて味わうAの口内
遠慮せず深く求めていたら
Aの息が乱れてるのを感じて、そっと離れた

「ぇぇぇっ…」
小さく言ってまた俺の胸に顔を埋めたAが
可愛くて可愛くてつい、クスッと笑った

「笑わないでよぉ…」

「可愛い、こおゆうのは初めてでしたか?」

「…ちがうもん…そっちこそ、誰かとしたことあるんですか?」

久しぶりに聞くAの敬語
最後に聞いたのはいつだったかな?
いつの間にか、名前も話し方も恋人っぽくしてくれていて
それも愛おしくてしかたない

「ないですよ」

「嘘つき」

「Aの口の中美味しかった」

「え?!ばか!!変態!!」

ばっと顔を上げたAの顔が赤い
その頬に触れ
もう一度優しく唇を落とした

そしてその華奢な体を抱き上げて部屋の中に入る
Aの部屋に来るのは2度目だ
1度目の時はわりとすぐに帰らなきゃいけなかったから
飯食いに来ただけみたいになっちゃったんだよな

ソファに座りAをそのまま膝の上に乗せて
すぐまた唇を塞ぐ
抱き寄せるとAの股間に俺のデカくなった自身があたる
それに気付いたのか
Aがまた慌て出す

「あっ、あっ、えっと、あの…」

「そうやって動かれるとちょっと気持ちいいんだけど 。それとも、ねらってる?」

俺の言葉により一層顔を赤くした

41 You side ※ピンク苦手な方はスルーで→←39 You side



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (41 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
144人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

めい(プロフ) - カレンさん» 更新遅くてすみません、、応援ありがとうございます(^^) (2018年11月29日 7時) (レス) id: 0660b4dc66 (このIDを非表示/違反報告)
カレン(プロフ) - 応援してます! (2018年11月28日 11時) (レス) id: c181c25be4 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - 祐雨貴さん» わーっ!ありがとうございますっ!!頑張りますので、どうぞよろしくお願いします(^^)!! (2018年11月28日 9時) (レス) id: 0660b4dc66 (このIDを非表示/違反報告)
祐雨貴(プロフ) - めいさんの作品、大好きです!新作が出るとわくわくします(笑)これからも頑張ってください(´` (2018年11月25日 12時) (レス) id: 7b949b540b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:めい | 作成日時:2018年11月25日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。