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37 You side ページ38



東京に帰ってきてからの数日
毎日増田さんと連絡を取っている

何気ない内容だけど楽しくて、携帯が鳴るとすぐ手に取ってしまう

そんな幸せな日を過ごしていたら
私からの返信に、今日ご飯一緒に食べない?と来て二度見した

ご飯のお誘い!!
これは!これは!デートだ!!

どうしよう!

その日休みで家にいた私は勢いよく起き上がって
クローゼットを開けた

何着よう
増田さんてどんなのが好きなのかな?
セクシー?可愛い?
最近、NEWSの曲をよく聞くようになった私は
彼らの曲でそんなようなのがあったような気がして動きを止めた

せくしーびゅてぃふぉーちょーかわいー…?

増田さんてラップも上手いんだよね
めっちゃかっこいい…
はぁかっこいい

じゃなくて!

服だ服
どうしようかな?

やっぱスカートかな?デートだもんね
でもあんまりオシャレしすぎもな
増田さんは今日は仕事だって言ってたし
いや、いつだってオシャレな彼だからそこは関係ないか

そこから私は、服を出して合わせたり着てみたり

そうこうしてるうちに約束の時間が迫ってきてしまっていた

急いで支度して
ご飯屋さんに到着して、彼が予約してくれていた個室の部屋に入る
増田さんはまだ来ていないようで連絡もまだない
高級そうな店内
普段こおゆうとこに来るんだ
緊張する…
鏡を見て前髪を整える

変な汗かいてきたな…
一回トイレでも行ってこようかな?

大きく深呼吸をしたところで
彼が個室に入ってきた

「ごめん。待った?」
急いで来たのか、少しだけ乱れた髪の毛をワサワサしながら言った彼

そして私を見て柔らかく笑い
「可愛いね。似合ってる」
そう言った
あ、やっぱりオシャレしてきて良かった

増田さんが席に座ってすぐ入ってきた店員さんに
彼が穏やかに注文してる姿を見ていて
私はこんな増田さんがたまらなく好きだなと思った

店員さんに対する態度が将来恋人にする態度だとよく言ったものだけど
きっとこの人と一緒になったら
私はこんな風にずっと優しく穏やかに接してくれるんだなと
彼との未来を描いた

「…Aちゃん?」

いつの間にか店員さんはいなくなっていて
代わりに頼んだ飲み物が来ていた

「どした?」

増田さんの目に吸い込まれそう
私はもうこの気持ちを隠すのは難しいと思った



「増田さん。好きです」

「…へ?」
一瞬ポカンとした表情をした彼

「好きなんです。増田さんが。だから私と…」

「あっAちゃん待って」
そんな私のことを彼は制した


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めい(プロフ) - カレンさん» 更新遅くてすみません、、応援ありがとうございます(^^) (2018年11月29日 7時) (レス) id: 0660b4dc66 (このIDを非表示/違反報告)
カレン(プロフ) - 応援してます! (2018年11月28日 11時) (レス) id: c181c25be4 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - 祐雨貴さん» わーっ!ありがとうございますっ!!頑張りますので、どうぞよろしくお願いします(^^)!! (2018年11月28日 9時) (レス) id: 0660b4dc66 (このIDを非表示/違反報告)
祐雨貴(プロフ) - めいさんの作品、大好きです!新作が出るとわくわくします(笑)これからも頑張ってください(´` (2018年11月25日 12時) (レス) id: 7b949b540b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めい | 作成日時:2018年11月25日 10時

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