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26 S.K side ページ27



仕事が終わったのが遅い時間だったから
そのままAの家に直行することにした

出迎えてくれたAは
飯を作ってくれていて
それを食いながら話す

「そういえば相談ってなんだよ」

「あ!そうそう…あのね?あのー…コンサートもうすぐ?で始まるじゃない?あれ私も行ってみたいなーって思って」

頬を染めながら話すA
あーそゆこと
増田さんのこと見たいから。とかそーゆう理由か
むかつく
なんなんだよ
今まで誘っても全然来てくんなかったくせに

「まだ応募期間内だし、ファンクラブ入って応募したらいーんじゃない?」

イライラが取れずつい突き放した言い方をしてしまう

「えー?!なにそれ冷たい!」

そうやって文句を言いながらも
でもそーだよねーそれしかないよねーって納得しているようだった

それに、あまり助言はしたくないけど、増田さんはその方が好みだと思う
あんまりよく知らないけど
どんなに親しくても増田さんが誰かの席を用意してるのを見たことがないし
昔、奴が当時付き合ってた彼女がチケット欲しいって言ってきてそれで別れたって言うのを小耳に挟んだことがあったから

だから、ファンクラブから自分で取って
んでもって行くのも言わない方がいい
事後報告して感想を述べるのは喜ぶ

ってゆーのを、言うか言わないか…
キューピットはごめんだけど…

その後でAが泣くのもごめんだ

はぁ、もう、つくづくそんな役回りだな


飯を食い終わって
食器を片付けていたら
Aが俺の着替えを持ってやってきた

「シゲー!私先お風呂入っていいー?」
もう既に髪の毛を束ね化粧を落とす準備してる
言わなくても普通に泊まると思われていることに嬉しく思う反面、本当に俺を男だと思っていない様子に腹立たしく思う

「どうぞー」
適当に返しながらため息がこぼれた
また今日も眠れない夜がやってくんのか




しばらくして上機嫌で風呂からあがってきたA
キャミソールにホットパンツをはいていて
いつも思うが、風呂上がりのAはかなり薄着だ

まじでわかってないんだな
俺だって、そろそろ我慢の限界なんだけど

「シゲー?お風呂入ってこないの?」

「ああ」

俺の様子が変なことに気がついたのか、Aは首を傾げて俺を見ている
だからさ、前屈みになると谷間見えてんのわかってないの?
それともわかっててやってんの?

むかつく


俺はAを押してソファの上で組み敷いた



そして
ずっと欲しかったその唇にかぶりついた


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めい(プロフ) - カレンさん» 更新遅くてすみません、、応援ありがとうございます(^^) (2018年11月29日 7時) (レス) id: 0660b4dc66 (このIDを非表示/違反報告)
カレン(プロフ) - 応援してます! (2018年11月28日 11時) (レス) id: c181c25be4 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - 祐雨貴さん» わーっ!ありがとうございますっ!!頑張りますので、どうぞよろしくお願いします(^^)!! (2018年11月28日 9時) (レス) id: 0660b4dc66 (このIDを非表示/違反報告)
祐雨貴(プロフ) - めいさんの作品、大好きです!新作が出るとわくわくします(笑)これからも頑張ってください(´` (2018年11月25日 12時) (レス) id: 7b949b540b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めい | 作成日時:2018年11月25日 10時

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