運命とゆう言葉があるならば

18 You side ページ18

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シゲとご飯を食べて帰ってきて
近所のコンビニに寄った

いつものチョコと
朝食べるヨーグルト買おうかなーなんて考えながら雑誌コーナーを通り過ぎようとした時
棚に陳列されていた増田さんと目が合った

思わず小さくその場で飛び跳ねて
何故かキョロキョロしながらその雑誌を手に取った

うわぁ…増田さんだぁ…
めっちゃかっこいい何これ
お腹…出てる…腹筋すごい…

えっ増田さんって腹筋…えっ

ってややパニックになりながら

気付いた時にはその雑誌をしっかり購入し家にいた


「買ってしまった…」


今日感じた布越しの筋肉
素肌に触るとどんな感じなんだろう


ベッドにうつ伏せになって
ゆっくりページを捲った

そこには
私には見せた事のない表情をした彼がいて
それは紛れもなくアイドルだった
こんな仕事をしてるんだ
すごいなぁ

あっこれ私物なんだ
私も持ってるやつだ…

私は昔からアパレルをやっていて
今のお店にもアクセサリーや小物は置いているし
そおゆうことに割と興味がある方だ

だからなのか
それとも増田さんに興味があるからなのか
彼が身につける服やアクセサリーや小物を1つずつじっくり見ていた

「増田さん、やっぱりオシャレだなぁ」

服が似合うのもすごいし
似合うように努力もしているんだろうな

すごい
もう尊敬が止まらない


もう一度、表紙の彼と目が合う

「この人と、私話してたのか…」

なんだか信じられない

集中してたからかもの凄い眠いな
ウトウトしてたと思ったら
私はそのまま眠ってしまった







私の家に、増田さんがやってきて
ソファで映画を観る
肩がつくくらいの距離で話して笑い合う

そんな夢を見た


そして一緒にベットに入り
増田さんは服を脱いであの逞しい筋肉を晒し
私に覆い被さる

私の名前を呼んで甘い言葉を囁いて
深くキスをして
身体中を舐めていく

彼と1つになって
増田さんは苦しそうに甘い吐息を吐き出して
熱い白液を私の中に…






そこで、バッと目が開いた
外が明るい…朝だ…

えっ私とんでもない夢見ちゃった…
枕元に写真置いておくとその夢見るって迷信、本当だったんだ

夢を思い出し
顔が熱くなるのを感じる

夢の中なのに、めっちゃ気持ちよかった
この前もキスされる妄想なんてしたりして

私ってこんなエッ.チだったっけ？

いたたまれなくて枕に顔を埋めるけど
目をつぶるとすぐ自分に覆い被さる彼が出てくるから
それを振り払うようにベットを出た


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