02 T.M side ページ2
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良く晴れた、世間的にはみんなが普通に仕事をしている曜日
俺たちにはそんな概念はあまり存在しないけど
強いてゆうなら、こおゆう日の方が出かけやすいかなってだけ
頭上にある太陽が
先月よりだいぶ低くなってきて
これから良い季節だなぁ、なんて思った
夏は夏で好きだけど
秋とか冬は
色んなコーディネートが楽しめるから
毎日、服を選ぶのが堪らなくわくわくする
誰に見せるわけでも
遊びに出かけるわけでもなく
ただ、自分の好きなように着てるだけなんだけど
でもどこ行っても、オシャレだね
なんて言われたりするから
洋服ってやっぱ楽しいなーって思う
手越の前ではあまりこの話出来ないけどね
そんな肌寒い季節に合わせて
普段よりも着込んだつもりで
それでも布をすり抜けて肌を撫でる冷たい風が
俺を蝕んだ
「さみー、、、」
そう呟きながら足早に目的地へ急ぐ
足早になったのは
寒さだけが要因ではないけど、、、
大きな通りから、ちょっと小道に入った所にある
アンティーク調の落ち着いたショップ
そこが今日の目的地だ
そろーっと中を少し覗くと
店内にはお客さんは誰もいないようで
レジカウンターの近くにいた店員さんが
顔を覗かせた俺に気付き、ぺこりと会釈をした
その笑顔に
さっきまでの寒さはどこかへ消えて
心がふわっと暖かくなった
我ながらわかりやすい
「こんにちわ！」
小走りで入り口まで来た彼女は
扉を開けて俺を出迎えた
「こんにちわ、、見てって良いですか？」
「もちろん！どうぞ。」
彼女の横を通り抜け店内に入る
その一瞬、ふわっと香った優しい香りに
ドキッとした
香水、、かな？良い匂い、、
洋服のショップに来ているとゆうのに
気持ちはそこに向いていない自分に気付いて
心の中で苦笑する
そう、俺の目的地は、ショップではなく彼女だ
洋服を見に来たってゆうのも間違いではないし
この間ネットで見た商品が気になっていたのも事実だから
店内を見ている俺に気遣って
少し離れた所で作業をする彼女を横目で見た
緩くハーフアップにされた優しい色合いの髪が今日も素敵で
つい見惚れてしまいそう
あのバレッタ、、前も付けてたなぁ
気に入ってんのかな？
誰かからの贈り物、、とか？
彼氏、、いんのかな？
聞いてみたいけど
俺はただの客で
そんな事を聞けるような間柄ではないし
上手いように距離を縮められない自分にやきもきして
思わず、深くため息を吐いた
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めい(プロフ) - カレンさん» 更新遅くてすみません、、応援ありがとうございます(^^) (2018年11月29日 7時) (
レス) id: 0660b4dc66 (このIDを非表示/違反報告)
カレン(プロフ) - 応援してます！ (2018年11月28日 11時) (レス) id: c181c25be4 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - 祐雨貴さん» わーっ！ありがとうございますっ！！頑張りますので、どうぞよろしくお願いします(^^)！！ (2018年11月28日 9時) (レス) id: 0660b4dc66 (このIDを非表示/違反報告)
祐雨貴(プロフ) - めいさんの作品、大好きです！新作が出るとわくわくします(笑)これからも頑張ってください(´` (2018年11月25日 12時) (レス) id: 7b949b540b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めい
| 作成日時：2018年11月25日 10時
