空はどこまでも青くて

第20話 ページ20

K.K side









ポツリポツリとだけど
話してくれたまっすー







弱々しく肩を震わせながら
涙を流しながら




本当に驚いた



そんなずっと前からだったなんて

気付いてやれなくて

本当にごめん





自分が自分で情けないよ、、、









頭の片隅で、まっすーの泣き顔をちらつかせながら

仕事はきちんとこなして




やっとの思いで終わらせた






ひとまずこの間作っていたみんなのグループのLINEに

終わったよ！
今から帰ってまっすー迎えに行くね！

と打つ




移動車に乗り込んだところで

マネージャーにまっすーを届けたのか聞くと

無事に届けたとの事で

安心した







だけど、家に着いても既読にならないLINEに

少し胸騒ぎを覚える






寝てなくて、疲れているはずだから

もしかしたら寝てしまったのかもしれない

寝れたのならそれはそれでいい

それだけなら、いい




はやる気持ちを押さえ込んで

落ち着いて

まっすーの家に急いだ









まっすーの家に着いて、

今度はLINEではなく電話をかける





しばらくなっても出る気配はない、、、








仕方なく

着いたよー！

またLINEを送るけど、音沙汰はない









嫌な予感がする









来客用の駐車スペースに車を停めて



エントランスに向かった









郵便受けから、増田の文字を探すけど

「や、普通書かないよね」
自分に突っ込んで


「どうしようかなーー、、まっすーちゃんと家にいるよね、、？」






少しドキドキしながらもう一度携帯を手に持った所で
LINEが来た知らせが届いた


おっ！と勢いよく見てみたら

それは手越からのもので





「まっすーと合流出来た？」

って、、、





出来てないんだよーテゴーーー、、、





すがるように、その有無をつげる

「それが、電話も出なくて既読にもなんないんだよね」

「えっまじ？」

「まっすー何号室かわかんないし鍵ないし」

「とりあえず今終わったからそっち向かうわ」



あっ終わったんだ
来てくれるんだ




「わかった！俺ここにあんまりいたらやばいから一旦車に戻るわ」




どっか走らせて戻ったらちょうどいい、かな？








まっすー、、
もー何してんだよー、、









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