第16話 ページ16
K.K side
「まっすー遅いね」
いつもマイペースなまっすーは
集合時間ギリギリに来る
今その時間にもなってないから、全然遅くなんてないんだけど
どっかで倒れてるんじゃないかとか
悩んで泣いてるんじゃないかとか
色々考えるといてもたってもいられなくて
それは手越もシゲも同じだったらしく
ずっと黙って座ってた手越が
「迎えに行ってくる」
そう言って扉を開けた
「おわ！まっすー！おはよう！遅いから心配したよー何してんの？」
聞こえた手越の声に
まっすー来たんだ、良かった
胸をなでおろした
けど、現れたまっすーはあからさまに
やつれて、ふた回りくらい小さくなって
痩せてしまっていて
一生懸命笑って元気に挨拶したけど
俺、大丈夫か、笑えてるか？
どうしたっていうの、まっすー、、
まっすーの後ろに続いて控えめに入って来た手越の目が揺れていた
俺たちは、さっき話していた通りに
まっすーが鞄を下ろして
ソファーに座って落ち着いてから
俺から、静かに切り出した
「ねぇ、まっすー？最近なんか悩んでる？俺たちで良ければ話してほしいんだ。心配だし、力になりたいから」
まっすーは、ひどくびっくりしたのか
目を見開いて俺を見つめた後
シゲと手越を順番に見た
誰も何も言わない
沈黙が続いた後
予想外にも、まっすーが、ふふっと小さく笑った
「何？あらたまっちゃって、なんもないよ、元気元気！」
元気じゃ、、、ないでしょー、、、
「なんもないったって、元気だって言われたって、まっすーちゃんと飯食ってる？あからさまに痩せたなって心配してんだよ。」
交そうとするまっすーの逃げ道を無くすように
シゲが少し声を尖らせて言う
「大丈夫、俺たちはまっすーの味方なんだよ、お願い、辛いことがあるなら背負わせて？」
手越はもう泣きそうだ
長い沈黙の後
まっすーは、ぽろっと涙を流した
ごめんって小さく言いながら、、
「全然ごめんじゃないから、大丈夫だから、」
何をこんなにまっすーを苦しめてる？
それから、まっすーは
ゆっくり
ポツリ、ポツリと話してくれた
「手紙、、、届くんだ
虹色の
始めは普通だったけど、エスカレートしてって、もう今は、家に手紙来ちゃってて、毎日
頭おかしくなりそうで
寝れてなくて
ご飯もあんまり食べれてない、、」
そう言ってまっすーは力なく笑った
、
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まりん(プロフ) - ごめんなさい。タイトル間違えてましたね。「キミがいる、ただそれだけで」なのに(ｰ ｰ;)またあちらでコメントしてしまうと思いまーす(o^^o) (2018年10月28日 8時) (
レス) id: 1ea6e87bfb (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - まりんさん» まりんさん！無事読んでいただけて良かったです^_^嬉しいです！そしてそして！応募したんですねっ☆お互いに当選祈願！！叶うといいですねーっ！！ (2018年10月28日 8時) (レス) id: 0660b4dc66 (このIDを非表示/違反報告)
まりん(プロフ) - めいさん、キミがただ、いるだけで…が見れないと言ってましたかおるです。アカウントが２つあって複雑になってました。すみません。また楽しませていただきます。それと自身もエントリーする事になりました。お互い叶いますように！ (2018年10月27日 22時) (レス) id: 55128bb730 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - かおるさん» 大好きって言ってくださる方に見てほしいっ！！どうか見れるようになりますように（ ; ; ）カウコン！絶対に当てますーっ！ありがとうございます！！ (2018年10月25日 5時) (レス) id: 0660b4dc66 (このIDを非表示/違反報告)
かおる(プロフ) - めいさんありがとうです！すっごく大好きで楽しみにしていたのに悲しい（ ; ; ）いろいろやってみますね！あ！ここで書くのは違うんですがカウコンどうか行けますよーに！私はお家からハート送りますね！ (2018年10月23日 20時) (レス) id: 4b4cd3afb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めい
| 作成日時：2017年10月11日 23時
