第2話 ページ2
M.T side
ラジオの収録が無事に終わって
マネージャーに頼んでいたファンレターを
楽屋で見ていた
もさっと、わさっと
本当にたくさんのファンレター
本当に嬉しい。
一目見て、あの手紙は、、、ないな、と
ふぅっと短く息を吐いた
胸を撫で下ろして
大きなダンボールの底を不意に見た。
見てしまった。
底に張り付いて一際存在感を放つ
一通の手紙
探していたような見たくなかったような
その手紙は
虹色の封筒の名前の書いていない
はたから見ればごく一般的な可愛いファンレターだ
しかしこの封筒は
何年も前から頻繁に届くものだった
熱狂的なファンからのもの、
そう思えばいいのだろうが
コレはそうゆうのとは少し違っていた。
最初は気にも留めないくらいの
可愛い手紙だった。
大好きです。
応援しています。
かっこいいです。
会いたいです。
普通に嬉しい手紙
しかしそれは次第にエスカレートしていった。
毎日何通も届くたくさんの方からのファンレターの一部だから
他にもその子からの手紙は来ていたかもしれない
だから
あれ？これ見覚えある封筒だなって手に取った
俺が思う二通目のその子からの手紙
初めての手紙から約半年くらい経った頃だと思う
その時の内容は
コンサートに行った感想だった
何十枚にもわたって
全コンサートの俺の仕草や言葉、ファンサを
事細かく
丁寧に綴ってあった
ここがかっこよかった
ここが素敵だった
ここが可愛かった
俺と目が合って嬉しかった、、、
こんな服装していたけど、気付きましたか？って
正直、全然思い出せなかったけど
嬉しいってすごいなぁって思う反面
少し怖いなぁって思ったのを覚えている。
それからは
もうほぼ1週間起きくらいにとどく虹色の封筒に
便箋一面に書かれた愛してる、の文字に
ため息が溢れていた。
イヤなら見なければいいのだが
何故か
毎回確認していた。
変なとこで律義なんだよな、と
自分に自分で笑えた。
所詮、線の細い女の子だから
もし変な気を起こして
向かって来たとしても
どうとでもなる
そんな風に軽く考えていたんだ。
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まりん(プロフ) - ごめんなさい。タイトル間違えてましたね。「キミがいる、ただそれだけで」なのに(ｰ ｰ;)またあちらでコメントしてしまうと思いまーす(o^^o) (2018年10月28日 8時) (
レス) id: 1ea6e87bfb (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - まりんさん» まりんさん！無事読んでいただけて良かったです^_^嬉しいです！そしてそして！応募したんですねっ☆お互いに当選祈願！！叶うといいですねーっ！！ (2018年10月28日 8時) (レス) id: 0660b4dc66 (このIDを非表示/違反報告)
まりん(プロフ) - めいさん、キミがただ、いるだけで…が見れないと言ってましたかおるです。アカウントが２つあって複雑になってました。すみません。また楽しませていただきます。それと自身もエントリーする事になりました。お互い叶いますように！ (2018年10月27日 22時) (レス) id: 55128bb730 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - かおるさん» 大好きって言ってくださる方に見てほしいっ！！どうか見れるようになりますように（ ; ; ）カウコン！絶対に当てますーっ！ありがとうございます！！ (2018年10月25日 5時) (レス) id: 0660b4dc66 (このIDを非表示/違反報告)
かおる(プロフ) - めいさんありがとうです！すっごく大好きで楽しみにしていたのに悲しい（ ; ; ）いろいろやってみますね！あ！ここで書くのは違うんですがカウコンどうか行けますよーに！私はお家からハート送りますね！ (2018年10月23日 20時) (レス) id: 4b4cd3afb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めい
| 作成日時：2017年10月11日 23時
