病んだ作者が病んだ時に書くだけの戯言集 (ページ3)

今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:296 hit

2017/09/26 12:07 ページ3

よく周りの人には、可哀想だね。って言われる。
その時は笑うしかないし、それは仕方のないこと。
そうして施設に帰れば、可哀想って思われるのが嫌な自分がいる。
ちゃんと事情を理解してくれて、心の底からそう思ってくれている人なら、別にかまわない。
でも、なにもしらないで、施設にいるってだけでそういう人は嫌いだ。
でも、こうやってひとりでいるとそれすらも強がりだったんだと、気づいた。
誰かに同情してほしいとか、慰めてほしいとか、そういうわけではないけれど。
いや、それすらも実は強がりで、
心のどこかに本当は慰めてほしい自分がいる。
枯れたと思ってた涙が出てくると、
早く止めなければいけないと思う。
泣いていいんだよって、
そういってくれる人がそばにいてほしいだけなのかもしれない。
よく、友達に甘えなさいっていわれる。
甘え方なんて、忘れた。
誕生日なのに。
そう言われても、誕生日すらずっとずっとうれしくなかった。
こうやって誕生日を迎えてしまえば、また一つ年齢が上がる。
また一つ大人になってしまう。
それが嫌だった。
誕生日、クリスマス、大晦日、元旦。
どれも、家にいるのが苦痛だった。
ずっと死んでしまいたかった。
日々の苦痛から逃れたかった。
人間なんか、家族ですら信じられなかった。
どうして自分ばかり。どうして自分だけ。
誕生日プレゼントを弟は選ばせてもらえるのに、いつからから私に選択権はなかった。
学校から帰ったら、
「このエアロバイクが誕生日プレゼントな。」
「このトレーニングウェアがクリスマスプレゼントな。」
そういって、もう買われていた。
選んでもいないそんなもの、いらなかった。
でも喜ぶしかなかった。
喜ばなければ、この家にいられない。
あとでなにをされるかわからない。
それがこわかった。どうして私だけ。