いっぱい褒めて、ギュッてして。

Ｎｏ．05 ページ16

.





05.ナジェミン君とナナちゃん





「ジェミン君、今日はね、私が」




JM「ッッ？！？！！？」




「ど、どうしたの？！」




JM「Aちゃん・・・エプロン・・・・・・」




「あ、そうなの・・・私ジェミン君よりもお料理上手になりたいからね、まずはやる気が出る可愛いエプロンが欲しいなって・・・」




JM「可愛い・・・、可愛いすぎる」




「そ、そんなこと、」




JM「ピンクのレースにポケットがうさぎさんって・・・これ、もう・・・」



「ちょっと、ぶりっ子っぽいよね・・・なんか恥ずかしくなってきちゃった」




JM「Aちゃん、どうしてこんな可愛いの？可愛いすぎてナナ心配・・・」



「ジェミン君、私を甘やかしすぎだよ・・・」



JM「はァ・・・可愛い。生きてるだけで偉いよ。こんな可愛い子が目の前で息してるなんて。本当にいい子」




「ジェミン君・・・」




今日はジェミン君を私の家に招待した。




ジェミン君に手作りの料理を作ってあげたいから。



でもご覧の通り、エプロン効果が凄くて・・・





JM「はァ・・・可愛い」




離れてくれない。




「ジェミン君、今日はオムライスを、」



JM「本当に可愛い。可愛いすぎるけどだめ」




「・・・だめっ？！」




JM「危ないよ？！こんな天使みたいな子が包丁を握るの？だめ、危ない。Aちゃんはそこにお座りしてて。お座りしてるだけでいい子なんだから」




ジェミン君、どんどんキャラが崩壊していく気が・・・




「や、やだ！今日はジェミン君にオムライス作るの！」




JM「だめです」




・・・過保護すぎるよ。




.

_→←_

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す