再会 ページ5
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「川崎さんも萌も、昨日は迷惑かけてごめんなさい」
「起こってしまったことは受け入れるしかないし、また東京来た時気をつければええんよ」
「せっかくの東京初ロケなのに、兄さんの前でそんな顔したらあかんで？
ちゃんとご飯食べて切り替えしようや」
萌の言葉の通り、限界までお盆に皿を乗せて食事を盛り付けていく。
先に食事を盛り付け終えた川崎さんが3人分のコーヒーを持ってきてくれた。
「Aはブラックで、八嶋はこっち」
「川崎さんありがとう。
萌のやつ、もはやカフェオレやん」
「ブラック飲める方がどうかしとるって」
川崎さんが確保してくれた廊下側の席に腰掛け、3人で「いただきます」をしてから味噌汁のお椀を持とうとした時、事件は起こった。
「昨日の叫び声、結局なんやったんやろ」
「ドア開けてみても小島くんが様子伺ってるくらいで何も無かったですよね」
「小島、何か知ってるんかな」
「“知らん”って言ってましたけど、どうなんすかね」
という会話と共に4人のイケメンが入ってきた。
一方で私はというと、時が止まったかのように味噌汁のお椀を胸の前で持ったまま。
どうやらこちらには気づいてないみたいで、言いふらされてはいないんやと少し安心はした。
「あんた、いったいどんだけの声量で謝ったんよ」
「焦ったら声でかくなるやろ、普通」
「確保する席間違えたかな…ごめんな」
「川崎さんが謝ることちゃう。
ほら、こっちから1番遠い席に座ったからむしろ助かったわ」
「とりあえず固まっとらんと、味噌汁飲んで落ち着き」
そして味噌汁を飲み始めると、さきほどのイケメンたち同様私たちの席に近い方の入口から、これまたイケメンな2人組が入ってきた。
「どう？昨日の子、おる？」
「んー？んー、まっさんには教えん」
「意地悪やなー、あ、誠也くんたちおるやん」
その会話を聞いた途端、「部屋、間違えてません？」という言葉と昨日の男の子の声が頭の中をぐるぐる。
そして今度はむせてしまった。
川崎さんの後ろを通った2人組の背の高い方が、昨日間違えて押しかけてしまった時に出てきた子であると確信。
「あの2人組のどっちかやんな」
「背の高い方、です」
「詳しい話は車の中でな、とりあえず早めに完食せな」
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もやし(プロフ) - Sara_nさん» 返信遅くなりすみません。一通り確認してみたのですが、私の端末では最後まで名前変換が対応していたので改善が出来ず……申し訳ないです。過去の更新の仕方に何か問題があったのかと思います。ご指摘ありがとうございました。 (2022年11月27日 16時) (
レス) id: d1393d657d (このIDを非表示/違反報告)
Sara_n(プロフ) - 途中から名前変換が対応してません… (2022年11月19日 8時) (レス) @page28 id: 90a98b993e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もやし | 作成日時：2022年9月3日 2時
