今度は ページ11
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目が覚めてスマホを見ると、朝の6時。
9時にはここを出なあかんし、3人とも朝は何かしら胃の中に入れたい派の人間であることを考えると、今起こさなきゃシャワーも浴びれなければモーニングも逃すことになる。
まあ朝はモーニングじゃなくてもコンビニに寄ればええか…なんてことを考えていると、川崎さんが目を覚ました。
「おはようA、昨日はごめんな」
「おはよう川崎さん。ちなみに昨日の夜の記憶、どこからある？」
「Aの肩で寝てから、吐き気で目が覚めて…」
「ん、了解。とりあえず萌も起こすから、2人とも部屋帰ってシャワー浴びた方がええで」
川崎さんにカードキーを渡した後、萌の寝てるベッドへ向かう。
「萌、きついだろうけど起きて？
はよシャワー浴びなきゃチェックアウト間に合わんよ」
「A…？あれ、なんで…」
「その様子やと、昨日の記憶は居酒屋で止まっとるやろ。あとで説明するから、とりあえず部屋戻って」
川崎さん同様カードキーを渡し、部屋へ帰らせる。
私も昨日メイクを落としただけだったから、シャワーを浴びる。
もしかして、今日もモーニング行ったら小島さんらに会えるかな。
あ、その前に昨日小島さんと一緒に介抱手伝ってくれた人の名前なんやったっけ。
てか、他のメンバーさん何人いてどんな人らなんやろ、気になるわ。
シャワー終わったら調べなあかんな。
お湯に打たれながら、そんなことばかりを考えていた。
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期待は虚しく、モーニングの会場に行っても彼らには会えなかった。
まあ、新幹線で説明するよりはほとんど人の気配がない空間で説明した方が良いだろう。
「昨日どうやって帰ってきたか2人とも覚えてなさそうやから説明するけど、絶対大声出さんでな？」
「たしかに、A1人で抱えてくれたん？」
「途中まではな。でもな、エレベーターに乗ろうとしたところで違う人に助けてもらってん。
んで、エレベーター内で顔を合わせてちゃんと謝ることが出来ました」
「待って…まさか、それって」
今度は味噌汁をむせずに飲み、萌の言葉に続ける。
「そう、手伝ってくれたんよ。小島さんと正門さんが」
「じゃあ、来週謝りに行かなあかんのは、Aの方じゃなくて…」
「2人の方やで」
分かりやすく落ち込んで動揺する2人。
今度は私が慰める番やな。
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もやし(プロフ) - Sara_nさん» 返信遅くなりすみません。一通り確認してみたのですが、私の端末では最後まで名前変換が対応していたので改善が出来ず……申し訳ないです。過去の更新の仕方に何か問題があったのかと思います。ご指摘ありがとうございました。 (2022年11月27日 16時) (
レス) id: d1393d657d (このIDを非表示/違反報告)
Sara_n(プロフ) - 途中から名前変換が対応してません… (2022年11月19日 8時) (レス) @page28 id: 90a98b993e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もやし | 作成日時：2022年9月3日 2時
