検索窓
今日:4 hit、昨日:10 hit、合計:14,903 hit

まえでんっ! ページ33

※このお話は、駄作者の完全な妄想です。時代背景、登場人物が、間違っている可能性があります。

***大典太SIDE

はぁっと大典太光世は溜め息をもらした。

どうしてもあの死体を斬った感覚が甦ってくる。

憂鬱なまま蔵の戸を開ける。

中には、正座をしてうつ向いている前田がいた。


前「大典太さん!試し斬り、お疲れ様です」


大「…ああ。」


うまく返せない。

すまない、前田。


前「お…でんた…さん?」


俺は、
泣いた。


大「…人間は愚かだな。他人を殺し、その為に他人に殺される?同じ人間だというのに?」


前「大典太さん…」


きっと、前田なら分かってくれる。
分かってくれなくても、黙って聞いてはくれるだろう。


大「試し斬りをした死体は新しいものだった。だが、彼処は死体を縫って、繰り返し斬っているようだ。何故…何故そこまでして切れ味を確かめたい。前田…どう思う」


前「やはり戦に使いたいか…自慢がしたいか…」


大「俺が三つ目の背骨で止まったら、皆喜んでいた。『素晴らしい』、『流石は天下五剣だ』と。俺は人を傷つける為の…何かを守る為でないことに使われるなら、天下五剣の称号など要らない。」


後半、ほぼ俺は叫んでいた。
暗い蔵に、俺の声が反響する。


ふわっと

暖かくて小さなものに包まれた。


紛れもない、前田自身。


前「きっと…人々が傷つかなくて済む世の中が直ぐに来ます。それまで大典太さんが辛いなら、僕がこうして抱きしめて差し上げますから。」


俺は、自身の頬を伝う滴を、
前田の匂いを感じながら拭った。

***
史実の作品の方に書いた予、試し斬りの話の続きです!
心配なのは、
・前田くんはこの頃前田家にいたのか
・両者とも同じ蔵にしまわれていたのか
・前田家の敷地の空撮写真とかないかな????????
・まず、おでん様は泣くようなキャラなのか!?


…ま、いっか。

闇堕ちしました。(表)→←凄く短い。


おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
22人がお気に入り
設定タグ:刀剣乱舞 , 前田藤四郎 , 粟田口   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

咲夜 - 前田君に応援されちゃ…それなりの答えないとね? (2021年1月4日 3時) (レス) id: 0830061a27 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - こちらこそありがとうございました!おやすみなさい! (2016年12月11日 0時) (レス) id: 6c7df6677c (このIDを非表示/違反報告)
みんご(プロフ) - Aliceさん» 7話EDの、一回目の「もっと!」のところの前田きゅんの声が凄くきこえて、「もっと」っていう言葉ですら尊い。永遠ループでそこだけ聞きながら寝ます。お喋り楽しかった!!またそのうちに…今日はありがとうございました!!おやすみ〜 (2016年12月11日 0時) (レス) id: d4ee1eb557 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 気づかなかった…きゃー、恥ずかし//// (2016年12月10日 23時) (レス) id: 6c7df6677c (このIDを非表示/違反報告)
みんご(プロフ) - Aliceさん» 前「え…べんと…頑張って下さい!」誤字が面白すぎですよ。 (2016年12月10日 23時) (レス) id: d4ee1eb557 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みんご | 作成日時:2016年10月10日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。