守り屋。【さとみ】

10.話し合い ページ13

話し合いの結果取り敢えず今ここにさとみさんを呼んでそこでどうするか決めるそうだ。



私の存在はバレてはいけないので何かあった時の為に隠れて話を聞く事にした。



後々分かったが、オレンジ頭はジェルさん。
水色頭はころんさん。なんだそうだ。



ななもりさんがさとみさんにここへ来るよう連絡する。


着く時連絡するよう言ったらしいのでその連絡が来るまで待つ。


割と早く着くらしい。




約15分後、ななもりさんのスマホに連絡が入る。


もう建物の前に着いたらしい。


ころんさんがさとみさんの方へ行く事になった。
相方らしい。



その間私はギャラリーの方へ隠れる。

そう。秘密の建物というのは廃校の体育館なのだ。





ころんさんがさとみさんを連れて入ってくる。




さとみさんは何？みたいな顔をしていた。

ななもりさんが全ての事を話す。



この女を捕まえたのは兄さんだと説明するよう言っておいたので、さとみさんは兄さんに頭を下げて感謝の言葉と謝罪の言葉を入れていた。



兄さんは知らない人とはあまり喋らない人間だが、流石にここは喋らなきゃいけない。



バチバチの営業スマイルを彼に向けて、大丈夫ですよなんて返していた。

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