好きな人出来ました。【さとみ】

6.図星(ころんside) ページ7

ころんside


握手会が終わり楽屋に戻るとさとみくん以外の全員が揃っていた。


これからお昼を食べるらしい。

なんとまぁ今日はスタッフのミスでお弁当が準備出来なくなったとの事。


「ミスなら仕方ないね！誰にだってあるし」

「じゃあ今日はうーばーにでも頼んじゃうか！！」
と、なーくんが言った。


うーばーが来るまで待つ。

すると皆トイレに行くという。


僕はまだ良いかなって感じだから1人だけ残ってた。


すると、さとみくんが帰ってきた。

皆に比べて圧倒的に遅い。



「あ、さとみくん。おかえり〜なんか遅くない？」

と声をかける。



「ただいま〜。ちょっとね〜」


曖昧な返事が返ってきた。


「えーなんか怪しい笑」
「さとみくんの好みのリスナーがいたとか？」


なんて聞いてみると、少し目を見開いたのが分かった。

さとみくんは、
「んなわけないだろ〜」
って言ったけど、まあ図星なんだろう。


「絶対図星やな」なんて言ってみるが
無視され、さとみくんが楽屋の外へ出る。


こりゃさとみくん好みがいたんだな。


面白くて笑いが止まらなくなった。


戻ってきたメンバーに引いたような目をされた。


悲しい世界だ(((



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