夏と恋の中間地点 -SG ページ47
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放課後、することもなく窓の外を見つめる。いつも一緒に帰っていた友達は未だ引退せず部活中なので、一人帰る勇気がないわたしは毎日友達の部活が終わるのを待つ。
たまに課題をやりながら時間を潰す日もあるが、夏は過ぎても日が長く未だ練習は長い。ようするにわたしは暇を持て余しすぎて片思いの女子のように窓の外の友人(女)を見つめているのである。テニス部引退が遅くて可哀想。
「....何、見てんの」
ガタン、目の前に黒い影が現れる。視線を移すと、あのミンユンギが目の前に座っていた。
うん、あのミンユンギ。
授業をオール睡眠に充ててるくせに学年順位はいつもトップかその次。バスケ部エースだったくせに体育では大して活躍しない。だるいとめんどいが好きな言葉そうなミンユンギ。
「ん、好きな人」
わたしが答えると、ミンユンギは咳払いを一度してわたしを見た。
ミンユンギがもう1年半ほど好きなこと、言い忘れてた。2年生で同じクラスになり、雪見大福みたいな素敵さに一目惚れした。あんなにモテているジョングクくんよりもわたしにとってはかっこよくて、フェロモンがあって、一番に映る。あの餅みたいに柔らかそうな柔いイメージなのに、声や表情はバニラアイスのように冷たくて...考えていると怪訝そうな顔でミンユンギがわたしを見つめていた。
「好きな人、いるんだな」
誰？と言いわたしの机に身を乗り出し窓を覗こうとする。ふわり香る柔軟剤の匂いに、クラクラとする。まだ暑いからかな。目の前にある白くてくすみのない肌がわたしのクラクラをより一層ひどくした。
「なんだ、女テニしかやってねえじゃん」
嘘つきやがって、そうわたしの頭を小突くとわたしの机へ突っ伏す。奥の方には野球部がいるけど、特にそこに意識は行ってないみたい。
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みんみゆ(プロフ) - グッキーさん» わ〜更新気づいていただいて嬉しいです/// 理想のじょんぐうを表現するため試行錯誤頑張っておりますので引き続きお付き合いよろしくおねがいします♪ (2015年11月27日 9時) (
レス) id: 0e9c695b0e (このIDを非表示/違反報告)
グッキー(プロフ) - 続編本当にありがとうございます！！！本当に嬉しいです！(^^)！また続き楽しみに待ってます！！ (2015年11月26日 18時) (レス) id: a4950eb306 (このIDを非表示/違反報告)
みんみゆ(プロフ) - グッキーさん» グッキー様、コメントありがとうございます！！モーニングトレインを気に入っていただきありがとうございます.../// ぜひ続き書かせていただきたいと思いますので、楽しみにお待ちいただけるようお願いします！！ (2015年11月22日 16時) (レス) id: 0e9c695b0e (このIDを非表示/違反報告)
グッキー(プロフ) - いつも素敵なお話ありがとうございます！！！中でもジョングクのモーニングトレインがとても素敵な話です！リクエスト的になってしまあますがこのお話の続きをぜひ見てみたいです！ (2015年11月22日 8時) (レス) id: a4950eb306 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんみゆ | 作成日時：2015年11月9日 13時
