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思ひ出…16 ページ18

黒尾side


ク「ごめんな、俺好きなやつ出来たんだ」


「そ、そうですか…」



好きなやつ……か


「それって、Aさん…ですか?」

ク「……え?!」

急に名前を出されてビックリしてしまった


でも、思い浮かぶのは


A



ク「多分……好きだ」


「そうなんですか……」


ク「あぁ」



俺に告ってきた女子生徒は走って行った


ガシャーーーーン


水道の方から音が聞こえてきた






ク「Aか?」


そう思って行ってみると


あ『イテテテ』

夜「だいじょぶか?」

あ『うん!あ、でもノートが…』

Aの手には


“美味しいスポドリの作りかた”


と書かれたノートが水浸しになっている


夜「気にするな!また作ればいいよー!」

あ『うーん…』

ク「よぉー」

あ『あ!クロ!』


Aはノートを隠した


ク「だいじょぶか?」

あ『う、うん!衛輔が支えてくれたからケガもなかったし!』

夜「黒尾は、用は終わったか?」


今夜久の事、衛輔って言った……よな





ク「……あぁ」


胸が痛い


あ『ほらほら!2人は練習に行って!
片付けは任せて!』


そして、俺と夜久は体育館に向かった

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作者名:ミルクティー | 作成日時:2019年2月10日 18時

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