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次の日の夜
「……マジで来たな」
『…お兄さん、待っててくれたの？？』
「別に、ほんとに来るのか気になっただけだ」
「…取り敢えず移動するぞ」
『うん！！』
ﾄﾃﾄﾃﾄﾃ
「ガキみてぇな走り方……」
「いや、ガキか……」
『ねぇねぇお兄さん、どこに行くの？』
「……黙ってついてこい｣
『はーい』
それからしばらく歩いて、辿り着いたのは街が見渡せる森の外れだった
『うわぁ〜凄い、こんな所あったんだ〜』
「お前、こんな時間に出歩いて親とか心配しないのか？」
『ん〜…私の親、仕事で海外に居るからほぼ一人暮らし状態なんです……家に一人でいるのは退屈……』
「……だからってわざわざこんな物騒なとこまで来るか…？」
『それはだって、お兄さんがいるから』
「…は？お前相当変だぞ。普通は怖がって近寄らねぇだろ。」
『お兄さん怖くないよ？？』
「…こんな見た目してるのにか？」
『私は好き』
「…………」
「……変なガキだな」
『あ、そういえば、お兄さん名前は何？？私は、雅弥 A！！』
「……荼毘だ」
『それ本名なの？？』
「……さぁな」
『ええ〜』
「…どこかのガキみたいに個人情報はペラペラ話さない主義だ」
『それって私のことでしょ』
「他に誰かいるか？」
『むっ…！じゃあ、私もこれ以上話さない！絶対に教えない！！』
「…単純」
『…/// それにしても、荼毘さんってかっこいいね』
「…は？…ガキに言われても嬉しくねぇ」
『な！！私はガキじゃないよ！！もう15歳だよ？！それに、ガキじゃなくてAです！！』
「まだ中学だろ。ガキじゃねぇか」
『一年後は高校生です！！』
「高校生になってガキっぽく無くなったら名前で呼んでやるよ」
『絶対だよ！！約束！』
私はそう言って小指を荼毘さんに向けた
「…こういうとこがガキなんだよ」
荼毘さんはそう言いながらも小指を絡めてくれた
指が触れた瞬間、胸が高鳴ってドキドキした
私はもう、荼毘さんに恋をしているようだ
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リンディンドン(プロフ) - YUさん» ありがとうございます！！！ (8月21日 12時) (
レス) id: 27cbb81c6a (このIDを非表示/違反報告)
YU - かっこいい！！！！！！！ (2023年3月25日 9時) (レス) @page35 id: ad41adb81b (このIDを非表示/違反報告)
リンディンドン(プロフ) - うなﾁｬさん» そう言って貰えて物凄く嬉しいです(号泣)！！！！！！！！！！更新頑張ります！！！！！！！！！！ (2020年6月28日 5時) (レス) id: bf123ebd53 (このIDを非表示/違反報告)
うなﾁｬ - 私今まで見てきた小説で一番好きです。更新頑張ってください！ (2020年6月27日 21時) (レス) id: 6b728aedaa (このIDを非表示/違反報告)
リンディンドン(プロフ) - ちゆんさん» 大変長らくお待たせしてしまいすみませんんんんTTやっと更新できましたTT コメントありがとうございます！！とても嬉しいです！！これから今までの分取り返せるように更新頑張ります！！！！！ (2020年6月15日 1時) (レス) id: bf123ebd53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンディンドン | 作成日時：2019年11月25日 21時
