本心 ページ35
今日はちょっぴり不思議な朝ごはん
朝はパン派というスニョンさん家のリビングで
「いただきます」
HS「いただきまーす!」
私が作った朝ごはんを食べていた
HS「へー、(○○)って料理できたんだ」
もぐもぐと咀嚼音を立てながらそう聞いてきた彼
「失礼な、!料理くらいできますよそりゃ、」
だって
だって
「ハニオッパが、前作った時、喜んでくれたから…」
自然と、ハニオッパの名前を口にすると口角が上がった気がした。
HS「ふーん、そっか。ハニオッパの為、ねえ」
興味無さげの返事、の後には
それ、俺の為にしてくれたらダメ?
「っは?っゴフッ、、っ」
やばい、食べていたスクランブルエッグが喉に詰まった。
「ス、ニョ、ざん、、っみず、ゲボッ」
HS「ええちょっと!!大丈夫??!」
もーーー!ゆっくり食べてよー!
なんて言いながら水を持ってきてくれた。
「あ、りがとうございます、」
ゴクンと水を飲みながらさっきの言葉の意味をよく考えてみる。
俺の為……?する、?
何を……?
「、料理を……?」
HS「え!してくれるの??!俺の為だけに!」
「え、、ゲホッゴホッ、、っ」
冗談じゃない、
「そんなの、私が彼女みたいじゃないですか」
HS「え?じゃあカノジョになってよ。俺の」
「…………それはどういう」
HS「そのまんまの意味。(○○)、どう?俺案外いいかもよ」
座ってた椅子から立ち上がり、私に1歩ずつ近寄ってくるスニョンさん
その目つきは一度見た事のある興奮した猛獣のような目つきにそっくりで
HS「ねえ、(○○)応えてよ、俺に」
「、、っこ、来ないでください…」
私も逃げようとするが、足がすくんで思い通りに動かない、
何故だろう。スニョンさんに対して恐怖心を持った
HS「あ、じゃあお試しで、」
今度のパーティーに出席するまで付き合ってみるってのはどう?
ニヤ、と歯を光らせて笑うスニョンさん
怖い、
付き合う…………
これまで一度も付き合う、なんていうことはした事がなかった。
好きとか、付き合うとか、そんな言葉を言ってくれたのはスニョンさんが初めて
それと同時に
ハニオッパ
彼女、いるんだったよね
フッ、と冷たく乾いた笑いが漏れた。
私、バカみたい
そう思った
ようやく絞りに絞り出した声は
「…………………………分かりました」
その声は自分でも分かるほど震えていた
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12日(プロフ) - コメントありがとうございますm(*_ _)m!そうなんですよ、、これからどうなっていくのか…!楽しみにして頂ければ幸いです💓 (2022年6月26日 10時) (レス) id: ebea1e341d (このIDを非表示/違反報告)
もちゆめ(プロフ) - スニョンもジョンハンも主人公ちゃんもそれぞれで色々あって読んでてドキドキします!!ライバル登場したジョンハンどう出るか楽しみです(*^^*) (2022年6月26日 6時) (レス) @page4 id: 87db202be8 (このIDを非表示/違反報告)
12日(プロフ) - コメントありがとうございますっ!嬉しすぎます…!頑張ります>< (2022年6月20日 15時) (レス) id: ebea1e341d (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 突然すみません!毎回更新楽しみにしてます!大変だと思いますが更新頑張ってください! (2022年6月20日 1時) (レス) @page2 id: c95581c83b (このIDを非表示/違反報告)
12日(プロフ) - 優様、コメントありがとうございますm(__)mそうなのですね、大変申し訳無いです🙇♂️次からは間違いのないようにします、教えて頂きありがとうございました! (2022年6月20日 0時) (レス) id: ebea1e341d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:12日 | 作成日時:2022年6月16日 23時