天使の家に住む 2

パーティー？ ページ20

、


スニョンさんの背中をぼんやり見つめながら

ただ足だけを動かしていると、




HS「さ、ついたよ。行こ」

なんて声が上から聞こえた


今までスニョンさんの背中を見ていた目線を上に向ける



すると立派な焦げ茶色の扉が佇んでいた


それは綺麗に金色の装飾が所々施されている


他の部屋の扉とは格段に違う。

「え……ここが、社長室」

呟いた声がふんわりと響く




HS「そう、ここ」


入る準備できた？と聞いてくる彼


「ああまってください。少し…心の準備を、」


それに食い気味で答えた私


HS「ふはっ、なに〜？緊張してるの？」


何もそんなに食い気味に言わなくても


HS「俺は.......いくらでも待つよ、？」



どうとでも理解できるようなセリフに

眉毛を下げて私の顔を覗き込んできたスニョンさん

その表情は少し、儚げだった。


それに、さっきのエレベーターの中でも、

「忘れてくれても……構わないからさ」


なんて言ってた時の表情と同じで。



お腹の下がズクンと疼く


自分でもよく分からない、

そんな感情に見舞われながら


「あ、ありがとうございます。でももう行きましょう。」




私は大丈夫です、と言って自ら扉をノックした。



こんなぎこちない空間に居たくなかったから。











でもそれにしてもスニョンさん。



















スニョンさんと私って昔どこかで会ったことがありますか？

















高校の時の先輩に、所々似ている箇所があるんです



















＿＿＿＿＿＿＿＿


失礼しますm(_ _)m
作者の12日です
最近カメ更新になってしまっていて大変申し訳なかったです、、、

あとなかなかいいのが書けなくて...😢
本当に読んでてつまらない物になってないか心配ですが、とりあえずこの作品は完結させるを目標に頑張って行きたいです！

これからも読んでくださるとすごく有難いです、、

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