天使の家に住む 2

ええと。 ページ18

、




「……………、」


HS「………………、」



エレベーターの中。
私たちはただ沈黙の中にいた




乗って随分と時間が経った気でいたが、今だ階の表示を見てみると



"6階"



と記されている




ピカ、と光っているボタンは27のボタンだ。
まだまだ先は長い。




するとスニョンさんがいきなり口を開く


HS「…………………あの、さ」



「、？はい、なんですか」



HS「、さっきの信号の時。あれジョンハニヒョンだったよね」


ビクッと肩が揺れる


「っ、？いや、そ、そうでしたか？」



よく見てませんでした。と付け加える

本当は、バッチリ見てたけど

なんて本心は絶対に言ってはいけない。




「……っ」


HS「そっか。










少しの沈黙の後











あの、ね？」




と話を再開させたスニョンさん








HS「あのね、俺、（○○）のこと、その………」








そこまで言って口ごもる








「？何ですか、??私がなにか、、」






HS「っ、俺、！（○○）の、その、、」



目を下に向けて手を後ろに組みかえた。



すると意を決したような顔で





HS「俺（○○）の泣きそうな顔なんてもう見たくない」




「、え？」







急に変なことを言い出した彼


ポカンとしているのもつかの間













HS「っだから！俺！（○○）の事が、！」
















HS「っ、好きだ」






「……？！」












そこでタイミング良くチーン、と開くドア

幸いにも待っている人が1人も居なかった



為


私は猛ダッシュでエレベーターを飛び降りた。



















「(、、、、好きって、、、、？？？！)」




HS「(…………わー俺馬鹿じゃねーの、、)」

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