今日:5 hit、昨日:15 hit、合計:36,631 hit
小｜中｜大
5 ページ5
――「お弁当持ってきました」
「あぁ、ありがとう」
お弁当のおかずは全部俺とやすが好きなもので
唐揚げとか天ぷらとか入っとった
これはヤス喜ぶなぁ
なんて思いながら寝ているやすを起こす
「ヤース、起きや、弁当きたで」
呼んでみるけど一向に起きようとせんくて今度は揺さぶってみた
するとぱっと目が覚めるなり
「あかん、吐く」
そう言って手を口元に当ててトイレに走ってった
いきなりのことでびっくりして立ちすくんでたけど急いでヤスを追いかける
トイレは楽屋の隣やったから多分間に合ったっぽくて
個室でずっとヤスの嗚咽がしてた
「ヤスー？大丈夫か？」
声をかけるけど全く反応はなくて…
10分後ぐらいにようやくヤスが出てきた
しかも顔を青くして…
「ヤス？！」
さっきよりもふらふらでヤスを支える
ちょっと震えてるようにも見えた
「楽屋戻ろか」
ヤスを抱き抱えながら楽屋に戻ってもう1度ソファに寝かす
ヤスは小声で「ありがとう」って微笑んでまた目を閉じた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 56人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：minmi | 作成日時：2018年3月12日 0時
