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26丸山side ページ26
「ごめん」
あの時のことを話して深々と頭を下げる裕ちん
「ヨコ、顔上げろ」
渋やんに言われてゆっくり顔を上げる
裕ちんの顔はもう涙でぐちゃぐちゃやった
「黙っとったんは腹立つで。そりゃもっとはよ知っとったらロケなんかいかさんかった。でもな」
渋やんの声が震えてた
「俺は横の判断も間違ってなかったと思うで」
「すばる…」
「ヤスがな前俺に言うてきてん。仕事してる時が一番楽しいって。」
隣におった亮ちゃんは被ってたキャップを深く被って涙を隠してるように見えた
大倉も泣いとって…
みんな章ちゃんが大好きやねん
だからこそどうすれば章ちゃんを支えれるんかってみんな必死やねんな
「だから俺は間違ってないと思う。だからこれからは全員でヤスを支えたろうや」
力強く頷く
ほんまにこのメンバーでよかったって改めて思う
これから章ちゃんを支えていく
僕はこの時ひとつの困難を超えた気がした
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作者名：minmi | 作成日時：2018年3月12日 0時
