にじゅうきゅう ページ29
＊
あまりに優しい言葉をかけられたから、、
もしかしたらさっきのアルコールのせいなのか、、
涙を止めることが出来なかった
「さっきのね、彼氏なの、、海人。」
気付けば勝手に話し始めてた
「海ちゃんは、運命の人だって思ってた。
へへ、、馬鹿みたいでしょ。
こんな歳して運命の人だなんて。」
「運命の人か。
桐島さん、ロマンチストっすね。」
「馬鹿にしてるでしょ。」
「いや、してないっすよ。
何か純粋で素敵やなって、、思います。」
「だってね、誕生日も生まれた場所も同じ。
そんな二人が大学でたまたま会った、、」
それはすごいっすね、とリアクションした永瀬くん
あたし、何でこんな話してるんだろ
会社員が
夜遅くに
泣きながら
道端で
しかも後輩くんに、、
「赤い糸、、信じてたのになぁ。
こんな風に切れちゃうなんてね。
って、何話してるんだろうね。」
ごめんねって笑って言おうとしたら、
「え、何で永瀬くんが泣きそうなの？」
何でか目をウルウルさせてる、、ほんとに何で
「俺、意外と涙もろいんすよ。
絶対辛いのに笑いながら話すから、、」
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
R - もうこちらの作品も、前の作品も更新する予定はありませんか？楽しみに待ってます (2018年5月31日 17時) (
レス) id: 8ca9f6e18f (このIDを非表示/違反報告)
りんめろ - 初めてコメント書きます！前作と違った雰囲気でこっちも面白いです(^-^)いろんなジャンルの小説が書けてすごいなぁって尊敬してます！！みんみんさんこれからも応援するので頑張ってください♪ (2017年5月23日 11時) (レス) id: fb2db00679 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんみん、 | 作成日時：2017年3月25日 22時
