オオカミちゃんには騙されない3

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夏恋「楽しかった〜」

乃々華「いろいろ後悔とかはあるけど
今までで1番楽しい冬だった
でも乃々華も風船渡したかった〜」

夏恋「やっぱりそうだよね
なんか切ないね」

乃々華「うん
だってさっきまで一緒にいたのに
1人いないんだもん」

夏恋「最初は5人だったのに
気付けば2人だしね」

乃々華「あ‼」

伶菜「…」

夏恋「伶菜ちゃん」

乃々華「伶菜ちゃんおいで！」

夏恋「…どうしたの？」

伶菜「…わかってると思うけど
私がオオカミでした
ほんとにごめんなさい(泣)」

夏恋「大丈夫だよ」

乃々華「気にしないで」

伶菜「ほんとにこのメンバーで
女子がみんなでよかった
すごいいっぱい支えてもらったし
…ごめん」

夏恋「謝んないで」

伶菜「乃々華ごめん」

乃々華「気にしないで」

伶菜「ほんとにごめん
いっぱい邪魔してごめん」

乃々華「私よりも伶菜ちゃんの方が
絶対辛かったから」

伶菜「みんなのこと大好き」

夏恋「夏恋も伶菜ちゃんのこと好き」

乃々華「乃々華も好き」

夏恋「伶菜ちゃんが夏恋たちと過ごした時間も
男子たちと過ごした時間も全部嘘じゃないから」

乃々華「こんな辛いことをよく1人で頑張ったね」

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