オオカミちゃんには騙されない3

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〜最終告白〜



かずまくんへ

私はオオカミちゃんじゃないです
最後まで信じてくれて
好きって言ってくれてありがとう
私もかずまくんが大好きです
月LINEありがとう



〜壱馬の月LINE〜



「私がオオカミちゃんだったら壱馬くんどうする?」

壱馬「俺はそれでもAが好き
オオカミちゃん終わったらもう1回告るわ」

「...ほんとに?笑」

壱馬「うん笑」

「じゃあ離ればなれになったら？」

壱馬「寂しい
でも、Aも寂しいって思ってくれるんやったら
毎日電話するし休みの日は会いにいく」

「...会いに行けない距離だったら？」

壱馬「海外ってこと?」

「アメリカとか」

壱馬「マネージャーにお願いして休みまとめてもらって
会いにいく」

「何それ笑」

壱馬「いや?」

「ううん、すごい嬉しい」

壱馬「Aは?」

「仕事辞めてついて行っちゃうかも」

壱馬「まじで!?」

「いや?」

壱馬「死ぬほど嬉しい」

「ふふ」

壱馬「てか、なんでこんな話?」

「...遠距離恋愛できる人がいいなって」

壱馬「何それ笑
遠距離恋愛したいってこと?」

「...してみたいかも」

壱馬「俺は遠距離でもAが生きててくれて
笑ってくれるなら全然大丈夫やで」

「...(泣)」

壱馬「え、どうしたん?」

「ごめ、勝手に涙が(泣)」



あの言葉ほんとに嬉しかった
月LINEに行く前から気持ちはかずまくんにあったんだけど
もっと好きになっちゃった
アメリカ行きたくなくなっちゃったもん
かずまくんは私がほしい言葉をくれる天才だね
そんなかずまくんにお願いです
撮影頑張るから纏まった休みがあったら
アメリカに遊びに来てほしいな
それからアメリカから帰ってきたら抱きしめてほしいな
私のお願いはこの2つです

最後にかずまくんのことを心から愛してます

A



壱馬「アメリカ行ったって知った時は
結構ショックやったけど
こんなかわいい手紙渡されたら
ほんまに毎日電話しなダメですね笑
ずっと北人やと思ってたからめっちゃ嬉しいです
月LINEのあのやり取りの意味もわかったし
Aと想い通じたしありがたいです
Aがいつ帰ってきてもいいように
男磨いときます
それで帰ってきたら空港で抱きしめてあげます笑」

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