オオカミちゃんには騙されない3

番外編 ページ15

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アメリカ・ニューヨーク



北人「北人です。Aですか？」

「ｺｸﾝ」

北人「教会でAが振り向いた時から
ずっとAのことが気になってて
Aと過ごしていく中で
恥ずかしがりですぐ照れるとことか
泣き虫で優しいとことか
Aのこといっぱい知れて
中間告白の時も言ったけど好きです
Aの太陽LINEから一緒に過ごさなくなって
気づいた
もうA以外好きになれないって
だからAが壱馬と過ごしてる時間が辛かったし
何も話せないまま離ればなれになったのは
まじで後悔してる
オオカミちゃんって疑って傷つけたことも
約束守れなくてごめん
だけど俺にはまじでAしかいないから
オオカミちゃんとかもうどうでもいい
Aのことを愛してます
だからお願いします」

「...」


横澤「え、渡さないの?」

Ami「嘘ー」



「...北人くんごめんなさい
北人くんのことはほんとに最初から大好きだったんだけど
北人くんにオオカミって疑われてすごいショックだった
北人くんには信じてほしかったから
その後から壱馬くんと一緒にいるようになって
だんだん壱馬くんに惹かれていって
今はもう壱馬くんのことしか考えられない
約束1つしか守れなくてごめんなさい
北人くんにはいっぱい幸せにしてもらったから
北人くんにはいっぱい幸せになってほしい
たくさんの気持ちをありがとう
ほんとに大好きでした」



『...』



北人「自業自得だけどめっちゃ辛いです
Aは最後は俺のとこに来てくれるって思ってたんだけど
やっぱ都合よすぎました
あー本気で好きだったのに
俺多分A以上に好きになれる人いない気がします
まじであんないい子いないのに
何やってたんだろう
Aー大好きー!!」

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