オオカミちゃんには騙されない

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乃々華「北人くんダッフィーのカチューシャ似合うね」

北人「ありがとう
Aが選んでくれたの」

乃々華「...中間告白の時に乃々華の気持ちを伝えたと思うんだけど
乃々華のことどう思った？」

北人「正直オオカミちゃんにしか見えないし
もし乃々華ちゃんがオオカミちゃんじゃなくても
俺にはAしかいないから諦めて」

乃々華「...Aがもし脱落しても同じこと言う?」

北人「...言うよ
Aがオオカミちゃんじゃないって信じてるから
俺は中間告白の時にAがくれた言葉を信じる
だからどんなに乃々華ちゃんが頑張っても俺には響かない
それにAは絶対脱落しない
約束したから」

乃々華「...(泣)」



横澤「これ絶対辛い」

Ami「北人の愛がすごい」

松田「はっきり言うあたりがかっこいい」



「壱馬くんごめんなさい
私はもう北人くんしか好きじゃない
この先何回壱馬くんに好きって言われても答えは変わらない
壱馬くんのことこれ以上傷つけたくない
...私の事諦めて」

壱馬「それは無理やわ
北人とAのこと邪魔したくない
でも俺も北人に負けへくらいAのこと好きやねん
だからAに傷つけられるなら別にいい」

「...意味わかんない(泣)
私最低なんだよ
自分の気持ちがわかんないって言って考えるの先延ばしにして
北人くんと壱馬くんと颯太くんのこと傷つけて
ほんとは想われる資格なんかないのに」



横澤「苦しかったんだね」

Ami「1人で抱えてたんだ」



壱馬「...恋ってさ全員が幸せになる方法ってないと思う
誰かが幸せになってる裏で誰かが傷ついてる
Aが俺らのこと傷つけたっていうのはちゃうで
俺らが勝手に傷ついただけや
だから想われる資格ないとか言わんとって
そんなんAのこと好きな俺も北人も颯太も辛いから」

北人「A」

壱馬「...俺らの前でイチャイチャすんなや」

乃々華「...」



松田「めっちゃ大胆」

横澤「バックハグはやばい」



乃々華「壱馬くん乃々華たちは帰ろう」

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