Episode23 ページ29
ASide
『フゥ…』
童磨「ん？？何する？こんなに傷だらけで」
そんな童磨の声を無視し、自分の集中を高める
童磨を倒す、それは不可能だ
日光もないし、頸を斬っても死なない
“あの技”も今はまだ使えない……
だから、私がいますべきは一つ、
時間稼ぎだ
今、不死川兄弟が上弦の壱と戦っている
それにもし、勝てたら…
皆にはここから逃げてもらう
そして、残るのは鬼舞辻と、童磨
それだけだったらまだ、勝機がある
もし、私がいなくても…
皆ならやれる
『っ……ふぅ…月の呼吸…拾の型……』
『新月』
そう呟くと、私の体が消える
童磨「あれ？A？？」
体が消えた事を確認してそっと童磨に近づく
後ろから斬りかかる
『月の呼吸、壱の型……夜空の煌き』
刀が童磨の頸を跳ねる
童磨「？ん？」
何事も無かったかのように自分の頸をもとに戻す童磨
だんだんと見えてくる私の体
童磨「あ〜！そこにいたんだね！A！」
『死ね！！童磨ー！！！！』
乱暴に振るう刀で当たるわけがない
分かっている、分かっているのに…
どんなに攻撃してもこいつには当たらない
簡単に避けられて終了
そして…
先に限界が来たのは……
私の方だった
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minmin0929(プロフ) - オルガさんっ！ありがとうございますっ！ (2020年3月24日 12時) (
レス) id: 6d0283fd9e (このIDを非表示/違反報告)
オルガ(プロフ) - 面白いですね！更新待ってます！ (2019年11月6日 22時) (レス) id: 04c120ed26 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そら | 作成日時：2019年8月23日 22時
