Changmin Love me again ２ (ページ38)

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秘密 side Yunho ページ38

ﾕﾉ「ﾊｧ…ｽｯｷﾘし…ｹﾞｯ？！前方からｼﾑが？！」
社員「ﾁｮﾝ室長？何で隠れてるんですか？」
ﾕﾉ「ｼｰｯ！誰か俺のこと聞かれたら見てないと言ってくれ！」
社員「え？」
ﾁｬﾝﾐﾝ「ちょっと！そこのｷﾐ！」
社員「ﾊ、ﾊｲ！」
ﾁｬﾝﾐﾝ「今、ﾄｲﾚに企画室のﾁｮﾝ室長いなかった？！」
社員「ﾋｨｯ？！い、いてませんっ！」
ﾁｬﾝﾐﾝ「ぁ、そう。見間違いか？どこ行ったんだ？！室長は？！」
社員「ﾁｮﾝ室長…もう大丈夫ですよ。」
ﾕﾉ「ｻﾝｷｭ！ありがとな！」

最近ｼﾑの顔がまともに見れない。
自然とｱｲﾂを避ける自分がいる。
Aがいなくなっても変わらずAを想い、ﾉｿﾞﾑを焦がれるｼﾑ。
ｱｲﾂはｱｲﾂなりに捜しているようだけど何も掴めていない。
だからこうして仕事が終わると俺にAのことを聞きに来る…。

ﾕﾉ「…どうすればいいんだろ…。」

ｺﾝｺﾝ！

ﾕﾉ母「ﾕﾝﾎく～ん」
ﾕﾉ「ｹﾞｯ？！母さん！？」

なぜこの人が？！

ﾕﾉ「なんでここに？！」
ﾕﾉ母「なんでって、いい歳した息子が週末になるたび、うちの車も使わずにわざわざﾚﾝﾀｶｰ借りてどっかに行っちゃうから心配で後をつけたんじゃない。」
ﾕﾉ「母さんもﾚﾝﾀｶｰ借りて？！」
ﾕﾉ母「だってうちの車だとﾊﾞﾚちゃうんでしょ？(ﾆｯｺﾘ)」
ﾕﾉ「…知ってたの？」
ﾕﾉ母「あんたの嘘なんてﾊﾞﾚﾊﾞﾚ。で？Aはどこ？」
ﾕﾉ「もうすぐあそこの公園に来るよ…。」

ﾁｪｯｸｱｳﾄの客を送り出したあと、次のﾁｪｯｸｲﾝの時間まで旅館は長めの休憩に入る。
Aはいつもこの時間、あの公園にﾉｿﾞﾑを連れてやって来る…。

ﾕﾉ母「来たわ！のんちゃんと一緒に！のんちゃん歩いてるわ！」
ﾕﾉ「ああ…。」
ﾕﾉ母「あら。誰かと合流したわ。ずいぶん親しげね。」
ﾕﾉ「ﾁｮｷｭﾋｮﾝ。さくら旅館の一人息子。Aが今働いてる旅館を紹介した。」
ﾕﾉ母「よく調べてるわね。彼のせい？ｼﾑくんに教えないのは。」
ﾕﾉ「…。」
ﾕﾉ母「つき合ってるの？」
ﾕﾉ「…周りはそう言ってる…。」
ﾕﾉ母「人の噂なんていい加減なものよ。それはあんたが一番よく知ってるはず。」
ﾕﾉ「…だからって簡単に話せないよ。何度も傷ついてきたんだぜ？一度目は一方的に二度目は俺が原因だし三度目は…。あんなの見せられっかよ…っ！」

これ以上ｼﾑが傷つくの見たくない…
Aが他の男に笑ってる姿なんて…