Changmin Love me again ２ (ページ37)

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好き…。side you ページ37

ｷｭﾋｮﾝ「お疲れ！」

仕事が終わって旅館を出たらｷｭﾋｮﾝさんが待っていた。

さち子「(ﾆﾔﾆﾔ)じゃAさん、お先に！」
恭子「(ﾆﾔﾆﾔ)のんちゃんは私たちが寮まで連れて帰ってあげるね！」
A「え？ぁ、ちょっと…っ！」
ｷｭﾋｮﾝ「凄いな。なんてあからさまな気の回し方(笑)」
A「笑い事じゃないですよぉ！」
ｷｭﾋｮﾝ「ﾊﾊ(笑)いいじゃない。一緒に帰ることに変わりないんだし(笑)」
A「ｷｭﾋｮﾝさんは反対方向でしょ。」
ｷｭﾋｮﾝ「会いたくてもなかなか会えないから会いに来たんだよ？」

「追い返さないで？」と本当に困った顔をするｷｭﾋｮﾝさん。
その顔に弱い私は、つい、許してしまう。

ｷｭﾋｮﾝ「うちに来てくれてたら毎日会えたのに。」
A「そればっかり(笑)」
ｷｭﾋｮﾝ「一緒に働きたかった！」

大きく包み込むような優しさを見せてくれたかと思えば、子供みたいに拗ねるｷｭﾋｮﾝさん。
困った人だけど憎めない人…。

A「ｸｽｯ…だったらあのお星さまにお願いしてみたらどうですか？願い事、叶えてくれるかもしれませんよ？」
ｷｭﾋｮﾝ「お星さまねぇ…だってあの星全部のんちゃんのﾊﾟﾊﾟなんだろ？だったら僕の願いなんて何ひとつ叶えてくれそうにないや(苦笑)」
A「ｷｭﾋｮﾝさん…。」
ｷｭﾋｮﾝ「Aさんが僕の代わりにお願いしてくれると嬉しいけど(笑)なーんて(笑)」

ｷｭﾋｮﾝさんといると心が軽くなる。
過ぎた時間を振り返らず前を向いて歩いて行けるようゆっくりと導いてくれる。

ｷｭﾋｮﾝさんのことが好き…。

だけどそれが恋なのか何なのか…まだ自分でもわからない…。
ｷｭﾋｮﾝさんを想うと胸が苦しくなる…。
置いてきたはずの大切なものを思い出す…。

忘れると決めたのに…。
なのに…どうしてこんなに悲しいの…？
辛くなるの…？