Changmin Love me again ２ (ページ36)

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新たな生活 side you ページ36

板長「楓の間！料理上がったよ！」
A「はーい！」
さち子「待って！Aさん！お料理私が持って行くわ！」
A「え？でも…」
さち子「恭子さんが呼んでるの。のんちゃんが…」

のんちゃんが段差から落ちたと聞いて慌てて仲居の休憩室に行った。

恭子「Aさんっ！」
A「恭子さん！」
恭子「ごめん！ちょっと目を離した隙にそこから落ちちゃって！」

休憩室の出入口は二つあって中の旅館から出入りするとこと外に出れるとことがあり、外に出る方は３０ｾﾝﾁほどの段差があった。
どうやらそこから落ちたらしいけど心配そうな同僚の仲居の恭子さんをよそに、当ののんちゃんはｹﾛｯとしていた。

A「見たとこ怪我してないし大丈夫」
恭子「でも頭打ってるかも知れないじゃない！念のため病院に行って検査してもらった方がいいわ！ね？」
A「そうですか？そしたらすみません。お言葉に甘えてそうさせていただきます。のんちゃん、お医者さんに行って怪我ないかみてもらおっか？」
ﾉｿﾞﾑ「ﾔｯ！」
A「嫌じゃないの。お医者さんに診てもらうの！」

お医者さん嫌いののんちゃんを自転車に乗せようとするも抵抗してなかなかｼﾞｯとしてくれない。

A「のんちゃんっ！ｼﾞｯとして！ｲﾔｲﾔしてもお医者さんに連れていくからね！」
ﾉｿﾞﾑ「ﾔｯ！ﾔｯ！」
A「のんちゃん！」

ﾌﾟｯﾌﾟｰ！

ｷｭﾋｮﾝ「どうしたの？」

車の中から顔を出したのはｷｭﾋｮﾝさんだった。

医師「ｺﾌﾞは何日かすれば引っ込むから心配ないよ。所見でしか判断できないからなんとも言えないけど、念のため今夜一晩様子だけ見てあげて？」
A「わかりました。ありがとうございます。」
ｷｭﾋｮﾝ「よかったね。何もなくて。」
A「ﾊｲ。」

車の中で待っていてくれたｷｭﾋｮﾝさんにのんちゃんが大丈夫だったと伝えた。

ｷｭﾋｮﾝ「のんちゃんもだんだん目が離せなくなったね。」
A「ﾊｲ(苦笑)皆さん親切で仕事の合間に見てくださるので助かります…。」
ｷｭﾋｮﾝ「そこはお互い様だからね。皆、いろんな事情を抱えて働いてるから…。」

今、働いてる旅館はｷｭﾋｮﾝさんに紹介してもらった。
のんちゃんと住み込みで働けるところはないか相談して…。

ｷｭﾋｮﾝ「うちに来てくれても良かったのに。てか、来て欲しかった(笑)」
A「ﾌﾌ(笑)そこまでお世話になるわけにはいきませんよ…。」